わが家のように出入りする義両親
結婚後、妻の希望で義実家の近くに引っ越した僕たち夫婦。自宅から義実家までは徒歩10分の距離です。これで妻も安心して過ごせると思っていたのですが、妻が合鍵を渡してから週に2〜3回は義両親がやってくるようになりました。連絡なしで来ることが多く、僕たちが不在でも合鍵を使って勝手に入り、料理を作ったり掃除をしたりします。
妻は自分の親ということもあり、義両親が無断で出入りしても気にならないようです。むしろ、買い物や家事を済ませてくれるため非常に助かると言います。しかし、僕はどんなに手伝ってくれているとはいえ、勝手に家を出入りされるのは抵抗があります。
仕事から帰ってくると義両親がいることが多くなり、僕はだんだんとストレスを感じるようになってしまいました。どうしても気をつかいますし、仕事の疲れも取れず落ち着けません。最初は我慢していたのですが、これでは体力的にも精神的にももたないと感じ、妻と義両親と話し合うことにしました。
ある解決案を提示すると…
話し合いの結果、「義両親が家に来るのは土日と祝日だけ」というルールが決まりました。義両親に対し「絶対に来るな」とは言えませんが、平日に何度も来られるのはつらいので、こちらも少し妥協して土日と祝日だけなら、と提案したのです。また「来るときは必ず事前に連絡をする」ということもお願いしました。
はじめはこの解決案に妻も義両親も難色を示しました。妻からは「平日になにか頼みごとがあるときはどうすればいいの?」と言われたので、「平日でも頼みごとやトラブルがあるときは、連絡さえ入れてくれればお願いしても構わない」と伝えました。
いくら近所とはいえ、わが家は自分にとってもリラックスできる環境であってほしいです。本心は、月1〜2回程度の訪問に抑えてほしいですが、この解決案を提示してからはストレスもだいぶ減りました。
義両親に対しては遠慮もあって、なかなか言いたいことが言いづらいです。しかし、我慢ばかりしているとストレスで結婚生活にも支障が出てきてしまうと思います。今後もなにかトラブルが起きたときは、お互いの妥協点を探りながらいい方法を考えていきたいです。
著者/橋本寛太
作画/ちゃこ
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