誕生日の準備に追われて…
長女の1歳の誕生日、義母が「自宅で孫の誕生日会をしたい!」と言いました。正直、日々の娘のお世話で私はクタクタでしたが、義母が初孫の誕生日パーティーを楽しみにしていることが伝わってきたので、それを了承し。
しかし運の悪いことに、誕生日パーティー当日に私の生理2日目が重なってしまったのです。もともと生理症状が重めだった私は、絶不調ながらも義母宅を訪ねました。
ところが、当日は娘のおむつや着替え、義母へのお返しのプレゼントなど、山のような荷物の用意に追われてしまい、自分の生理用品を玄関に置き忘れてしまって……。
トイレットペーパーでしのぐ
義実家に着いてから生理用品を忘れたことに気づきましたが、義母宅の近所にはコンビニもスーパーもなく、気軽に買いに行くことはできません。
仕方なく、大量のトイレットペーパーをナプキンがわりにショーツに敷いて、頻繁にトイレに行き交換することでなんとかその場をしのぎました。
義母の神対応
宴もたけなわ、さあ帰ろうというときに義母が「トイレ多かったけど大丈夫?」と聞いてくれました。すると夫が「生理のナプキン忘れちゃったんだよ」と余計なことを言ったのです。私は隠しておくつもりだったので「なんで言うの!」と心の中で思いました。
どんな反応をされるかと不安でしたが、義母の反応は予想外のもので……。
「なんでそれを早く言わないの! 今すぐ買ってくるから!」と言って、私の返答を待つことなく光の速さで車を飛ばして生理用品を買ってきてくれたのです。義母の気持ちがうれしかったです。
義実家でのピンチに焦りましたが、経血漏れすることはなかったのでよかったです。この一件があってからは、お互いに気持ちよく過ごせるように、思い切って義実家にナプキンなどの生理用品一式を置かせてもらうことにしました。義母も頼ってもらえたことがうれしかったようで、相談してよかったと思っています。
著者/中野 迷子
イラスト/アゲちゃん
監修/助産師 松田玲子
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