親になったという実感が湧く時期や、わが子をかわいいと感じるようになる時期には、パパとママではかなりの差があるような気がします。今回は、わが家の現役パパに、妊娠から出産・育児にかけての気持ちの変化がどんなものだったかを聞いてみました。
妊娠中はパパの実感なし!?
妊娠が判明したとき、わが家のパパは「えっ、本当?」と驚いていました。予定外の妊娠ではなかったのですが、なんとなくもうしばらく夫婦2人の期間が続くだろうというイメージがあったようです。
大きくなっていくおなかを見たり、健診時のエコー写真を見たりしても、これから自分の子が生まれるという実感はわかなかったそうで、つわりや胎動などで常に赤ちゃんの存在を感じているママとはかなりの温度差がありました。
出産はすごかった! 乳児期はとにかく大変
出産に立ち会ったときは「とにかくすごかった!」と興奮気味。TVの動物ドキュメンタリー番組を見るような驚きで、出産直後からわが子に出会えた感動を噛み締めていた私とはまた違った感想だったみたいです。
育児が始まり、おむつを替えたり授乳したりするなかで、少しずつ親になったという実感が湧いてきたそう。このときはかわいいなというよりも、赤ちゃんのお世話って大変だなというのが一番の感想だったそうです。
2~3歳くらいからはとにかくかわいい!
2~3歳くらいになって子どものお世話もだいぶラクになり、会話でのコミュニケーションがスムーズにできるようになってからは、「とにかくかわいい!」とパパは娘にメロメロです。
イヤイヤが激しかったころは、私はイライラしてしまうことも多かったのですが、パパのほうが、おおらかに娘を受け止めてくれていたように思います。ついつい怒りすぎてしまったときも、パパがうまくフォローしてくれてありがたかったです。
著者:奥田美紀
二児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。