バッグの中身
私は、自分が生理でないときでもバッグの中に2種類のナプキンを持ち歩くようにしています。
1つ目は小さめサイズでナプキンのラインが目立たないようなもの、2つ目は少し大きめサイズで経血量が多くてもある程度対応できるようなものです。
きっかけは?
そもそも、私がバッグの中にナプキンを入れるようになったのは、仲良しの友人とのお出かけがきっかけでした。出先で友人が急に生理になってしまい、しかし周辺にはコンビニもなく購入できる場所もなかったため、自分が予備として持っていたナプキンを渡しました。
少しでも役に立てたらうれしいと思っていたので、予想していたよりも感謝されてうれしかったのを覚えています。
旅行先で
ほかにも、旅行へ行ったとき、知らない人にナプキンをあげたこともあります。
同じ女性同士とはいえ、いきなり声をかけるのは勇気がいりましたが、困っているように見えたため、「もし自分が彼女の立場だったら……」と考え声をかけました。私がいきなり話しかけてしまったので、最初は戸惑っていましたが、「ありがとう」と言ってもらえてほっとしました。
ナプキンをバッグに入れておくのは、自分のためでもあります。急に生理がきても安心ですし、経血漏れをして洋服が汚れてしまう心配も少なくなります。生理の大変さは男性には共有しにくいものですし、少しでも女性の役に立てたらうれしいなと思いました。
女性の間であっても生理の話をしづらいときがあるので、会話の中で自然とできるようになると、もっと過ごしやすくなるのかなとも思います。また、男性の間でも生理への理解が深まり、性別問わず生理の話ができるような世の中になってほしいです。
著者/ゆうか
監修/助産師 松田玲子
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!