その後、ヒナタは毎晩モネと一緒に赤ちゃんの授乳をおこなっていたのですが、ユリにバレそうになってしまったことから、代わりにモネと毎日スーパーへ行くようになりました。
たまたまユリは同じマンションに住むご婦人から、そのことを耳にするのですが、不審に思ったユリが家計簿を確認すると、明らかに食費が上がっていることに気付いたのです。"まさか、本当にあの2人が……!?"と心の中のざわつきが止まらないユリ。
ヒナタに家計簿の不透明なお金の行方を問いただすと、「パチンコに行くようになった」と言われてしまったため、ユリはヒナタのスマホを見ることを決意。すると、そこには……!?
夫のスマホを手に取った妻。パスコードを入力すると、そこには…?
夫が寝ている隙を狙って、
夫のスマホを手に取ったユリ。
早速パスコードを入力すると、
画面が表示されました。
ユリは息を吞み、
メッセージアプリを開くことに。
すると、そこにはヒナタの友人や
上司とのやり取りが表示されていました。
(そうだよね……ヒナタがまさか……)
ユリがホッとしていると、
モネから「ミルク缶」ひと言だけ
書かれたメッセージが届きました。
その瞬間、ユリの表情は動揺へと
変わってしまったのでした。
◇ ◇ ◇
ユリがヒナタのスマホを見ていたタイミングでモネからのメッセージが届いてしまいました。ホッとした表情から一変、焦りを浮かべた表情へと一瞬で変わったユリ。モネから来たメッセージは「ミルク缶」という単語だけなので、今一つ決定的な証拠には欠けるような気もしますが……。ただ、ユリの知らない所で2人がやり取りをしていたことは確かなので、ヒナタに問い詰める証拠としては十分なのではないでしょうか。