息子がけいれん!固まる夫に私は…
息子が1歳半を迎えてすぐ、風邪をひいて40度を超える日が3日続いたときのこと。たまたま、休日だったため夫も在宅していました。みんなでお昼ごはんにしようかと話をしていたとき、突然、息子がぐだ〜っと床に寝転がり、ゴロゴロし始め……。次の瞬間、手足が硬直しガタガタと震え始めたのです。
その様子から、私はすぐに「けいれんだ」と察知。瞬時に私は、いつかSNSでママ友が書いていた熱性けいれんが起きたときの対処法の内容を思い出したのです。
キッチンから、息子のそばでびっくりして固まっている夫に向かって「スマホで動画を撮って!」と叫び、息子の元へ走りました。すぐに息子をあお向けから横向きに寝かせ、けいれんがおさまるまで背中をさすりました。
息子はこのとき2分ほどのけいれんでしたが、とても時間が長く感じたことを覚えています。その後、すぐに急患センターへ電話をし、受診。後日、かかりつけ医の元で検査を受けました。
どちらの病院でも、褒められたのが「けいれんの様子を動画で撮影したこと」。やはり、パニックになってどうしていいかわからないまま、けいれんがおさまってしまうパターンが多いそう。動画は病院での診断にとても役立ちました。
それ以降も、息子は発熱のときに数回けいれんを起こしました。2回目のけいれんのときに息子は「熱性けいれん」と診断され、今は発熱があると事前にけいれん止めを投与し、予防をしています。
突然起きたけいれんに対し、ママ友のSNSの投稿を見ていなかったら何もできていなかったと思います。その投稿をしてくれていたママ友には感謝しかありません。とにかく子どもがけいれんを起こしたら、慌てず誤嚥を防ぎ、その様子をしっかりと記録することを今でも肝に銘じています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師 松田玲子
イラスト/ななぎ
著者:なかまる あゆみ
2019年生まれの男の子、2021年生まれの女の子の2児のママ。インナービューティーダイエットアドバイザー、食生活アドバイザーの資格を所持。