家事に加え、育児もあると、休む間もなく大忙しな方も多いかと思います。以前、私は意識して息抜きをほとんどしていませんでした。自分では「疲れているけれど大丈夫」と思っていました。知らず知らずのうちにストレスが溜まったのか、甲状腺の数値が悪くなり入院したことも。今回は、入院をきっかけに考えた、息抜きの大切さと私の息抜き方法についてお伝えします。
ホッとできることを見つける
家事と育児が私の仕事で、天職だと思っていた時期がありました。どちらも家族のためと思い、がんばっていたのですが、病気で入院。自分のことを大切にできていなかったことに気付きました。
無理をして倒れてしまったら、家族が悲しむうえに自分自身でも悲しいですよね。だからこそ、まずは自分を大切にするべきだと感じました。そう考えたことをきっかけに、息抜きのために「何が自分にとってホッとできることなのか」を見つけることに。ようやく息抜きをすることを、自分で意識するようになっていきました。
家事の合間のコーヒーが私の楽しみ
自分の息抜きは、できるだけ家計を圧迫しないようなものにしています。私はスターバックスのコーヒーが好きなのですが、店頭で注文すると出費がかさんでしまいます。そこで、コーヒー豆を1,000円ほどで購入し、自分でミルで挽き、コーヒーを淹れることに。小さなことですが、その入れたてのコーヒーを飲むことを楽しみに、私は日々がんばっています。
外出先でコーヒーが飲みたいときは、コンビニの100円コーヒー。授乳中の時期は、飲む量を1日2~3杯くらいにし、授乳後に飲むなどの工夫をしていました。
子どものお昼寝時間に小さな達成感を
私の育児ストレスの原因は、洗濯物をたたむなどの家事をしているとき、中断したり、後回しになったりして、なかなか達成感を味わえないことだと感じています。
そこで休日に、子どもを夫に見ていてもらい、一人で近くの公園を散歩する、洗車をするなど、小さな達成感を味わえるように意識して過ごしています。休日だけでも、最初から最後まで自分の思い通りに物ごとをこなせるということは、自分自身の充実感にもつながり、なにより気持ちがスッキリします。
体が疲れているときは、大の字に寝て背中を伸ばし、深呼吸すると、気分がスッキリすることも。自分に合った息抜き方法を見つけて、毎日少しずつリフレッシュしていけるといいですよね。(TEXT:ママライター武山あゆみ)