下着に謎の汚れが…
小学生のころの話です。その日は家族で出かける予定で、私は家を出る前にトイレに行きました。すると、下着に茶色い汚れが付着していたのです。初めて見る汚れに驚いた私は、なぜか「切れ痔」になってしまったと思い込みました。
というのも、そのときちょうど家族が痔になっていたため、私もうつってしまったと勘違いしたのでしょう。当時の私は痔が大変な病気だと思っていて、少しパニックになりながら母を呼んだのを覚えています。
痔だと思ったものは?
母は私の話を聞くと、笑いながら「それは生理だよ」と教えてくれました。生理になるとたくさんの真っ赤な血が出ると思っていた私は、まさかの答えにびっくり。父も母も私の勘違いに大笑いしていました。
その後、母から「生理がきたということは体が大人に近づいているんだよ。おめでとう」と声をかけてもらい、初潮を迎えたことに喜びを感じることができました。
家でも小学校でも生理について教えてもらっていましたが、初潮が想像していたものと違いとても驚きました。今思い出しても、あのときの自分の言動には笑ってしまいます。当時は少し恥ずかしかったですが、今ではいい思い出です。
著者/篠宮かな
監修/助産師 松田玲子
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