その後、ヒナタとモネが一緒に毎日買い物に行っていて、買い物の料金をヒナタが支払っていたことを知ったユリ。2人の関係性を問い詰めると、モネが「パパ」と口走ったことから、すべてを悟ったユリは実家に帰ってしまいました。
ユリが去った後、モネになぜユリを傷つけたのか理由を尋ねたヒナタ。すると、学生時代、"自分が過去に自分が好きになった人はみんなユリのことを好きになってしまっていた"というつらい経験を語り始めました。次第にモネの中でユリへの嫉妬心が強まっていって……?
次第に、仲の良かった友人の笑顔を壊したいという発想になって…
「あの子が結婚するって
うれしそうに報告してきたとき、
私はうれしさよりもショックのほうが大きかったよ」
「ああ、この子は最後まで
幸せを享受していく人生なんだって」
うつ向いた表情でそう語るモネ。
そして、自分に裏切られたユリは、
「一体どんな顔をするのか見て見たくなかった」と
話したのでした。
◇ ◇ ◇
ユリの結婚報告を聞いてショックを受けたモネ。恐らく、自分の人生に対して嫌気がさしていたモネには、ユリは順風満帆な人生を送っているように映っていたのでしょう。せっかく2人は学生時代からの仲の良い友人だったのに、モネの中では彼女に対する嫉妬心のほうが勝ってしまったようで、なんだか残念に思ってしまいました。