記事サムネイル画像

「本当に私の体なの?」産後の体の変化に困惑。思い切って夫に相談してみたら

私は産後、PMS(月経前症候群)がひどくなり、とても苦しみました。まだ症状はあるものの、現在はかなり改善されたように思います。何をしたのかというと……。

「本当に私の体なの?」産後の体の変化に困惑。思い切って夫に相談してみたら

 

ホントに私の体?

私は、もともとめったに風邪もひかないほどの超健康体でした。産前もPMSはありましたが、「いつもより食欲があるかな?」ぐらいで、まったく気にならないレベル。そんな私ですが、産後に生理が再開すると、PMSがかなりひどくなったと感じるようになったのです。

 

普段は気にならない娘と夫の言動にすぐカッとなる、大きい声を出して怒鳴ってしまう……内容はたいして怒ることでもないのに、感情が抑えられなくなってしまうのです。

 

そのほかには、朝起きた瞬間から憂うつな気持ちで、やる気が出ない。食欲不振・口内炎ができる・肌が荒れるなど生理前は不調MAXでした。

 

婦人科へ行ったら…

そんな症状を抱えたまま、家の引っ越し・フルタイムでの仕事復帰など環境の変化がありました。すると症状は悪化し、月のほとんどが不調となるように。無気力な日々が続き、朝起きて会社に行くのが精一杯で……。

 

イライラも抑えられず何かあるとすぐに怒ってしまい、娘は泣きながら就寝……なんてことも。まるで自分が別人になってしまったようで怖くなるときもありました。

 

そして、「なんとかしたい」という思いで婦人科へ。医師に症状を相談すると、「加味逍遙散(カミショウヨウサン)」という漢方を処方してもらうこととなりました。

 

漢方と家族の理解で改善方向へ

はじめのころは、PMSの症状を夫に相談しても「きっとわかってくれない」「生理の話ばかりするとうっとおしく思われるかな」などと思い、相談することができませんでした。

 

しかし、家族の協力が必要だと思った私は、思い切って夫に「生理前はイライラが抑えられなくなる」「無気力でずっと憂うつな気分になってしまう」など自分の症状について伝えることにしました。そして婦人科に行き漢方を処方されたことも。

 

夫は黙って話を聞いてくれ、何かを多く語ることはありませんでしたが、夫なりに理解してくれたのでしょう。その日から以前より家事を手伝ってくれるようになったのです。私は頑張るのをやめて、少しでもしんどいときは休むように。家事の優先順位は最後、自分の体調と家族の笑顔を最優先と決めました。

 

そして漢方を飲み続けて、2〜3カ月程度で症状の改善を感じることができました。月のほとんどだった不調もだいぶよくなり、朝もすっきり目覚められるようになったのです。

 

 

それから半年ほど経った今も漢方は継続して飲んでいます。PMSの症状はありますが、以前よりは軽くなりました。生理周期は手帳で管理し、「なんだか怒りっぽくなってきた?」と思ったら手帳を確認。生理前だなと思ったら、頑張らないモードに入ります。

 

これまで経験したことのないPMSに、とてもつらく戸惑いましたが、私の場合は家族の協力と婦人科を受診したおかげで快方に向かっています。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者/小池かおり
監修/助産師 松田玲子

 

 

 

 

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

 

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    暮らしの新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む