ひどい生理痛に苦しんだ経験
小学6年生のときに生理が始まってからというもの、毎回生理痛に悩まされてきた私。生理痛が治まるまで立っていられないこともしばしばで、痛みが治まるまではひたすら耐えながら、寝込むこともありました。
強面の担任がとった行動とは…
中学生になってからもそんな症状は続いていて、ある日、学校で生理になり腹痛と吐き気に襲われました。我慢できず、保健室で休んでいると、担任の先生が様子を見にきてくれました。
学年主任をしている担任の先生は一見すると「怖そうな先生」なのですが、そんな先生が「帰るなら付き添おうか?」と声をかけてくれたのです。そして母にも連絡をしてくれました。
担任の神対応に救われた私
予想もしていなかった展開に驚き、怖いと思っていた先生の対応がうれしくて本当にありがたかったです。あのときは、体調がよくなかったためお礼もそこそこでしたが、30年近くたった今でもよく覚えています。あのころの私は、担任の先生の神対応に本当に救われました。
今では年齢による体の変化や出産経験もあり、生理痛はほとんどなくなりましたが、当時は自分ではどうにもできない生理が本当につらかった記憶があります。そんな中、手を差し伸べてくれた人のことは何年経っても忘れることなく、つらい中のほっこり温まる記憶になりました。
※この記事は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/高田雅子
イラスト/まっふ
監修/助産師 松田玲子
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!