いつもと違う塾へ
高校1年生のとき、大学受験前に冬休みだけ普段と違う塾に通うことになりました。4日間だけの短期講習で、自宅から直接通える距離だったため、あまり負担はないだろうと考えていました。
講習初日、運悪く生理がきてしまいました。とても寒い日だったため、おなかが痛くなるかもしれないという不安を感じたものの、休んだらもったいないという思いで予定通り塾に向かいました。
授業中に体調が悪化
私は中学生のころから生理1〜2日目に毎回貧血のような症状が出ることがあり、この日も授業中に吐き気やめまいがありました。しかし、初めての場所だったこともあり、体調不良を先生に伝えることが恥ずかしくて……。
授業が終わるころにはめまいが悪化し、気力を振り絞ってどうにか受付まで行きました。スタッフの方に体調不良を伝えると、塾の医務室で休ませてもらえることになり、その間に母へ連絡してもらいました。迎えにきてくれた母と一緒に帰ることができて、とても安心しました。
母に迎えにきてもらう
この出来事があってからは、生理1〜2日目に出かける必要があるときは母に必ず相談するようになりました。行き先や帰宅時間を伝えておくだけでも安心できます。また、具合が悪いときには早退するなど、柔軟に対応する必要性を痛感しました。
その後、病院で生理による体調不良を相談したところ、鎮痛薬を処方されました。子どものころは漠然と薬を飲むことに抵抗がありましたが、正しく服用すれば問題ないと医師から言われ、現在はいつ生理がきても対処できるように鎮痛薬を持ち歩くようにしています。
著者/宮沢 柚葉
イラスト/まっふ
監修/助産師 松田玲子
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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