物語の主人公は、フミくんという夫をもつアヤさん。優しくて頼りがいがあって人当たりもよく、周囲にすこぶる評判のいい夫ですが、彼は自分本位な正論を振りかざし、人を追い詰める人だったのです。
友人に「それは正論ハラスメントだ」と言われたことをきっかけに、思い切って「ときどきしんどい。正論すぎて追い詰められちゃう。」と夫に言ってみたアヤさん。すると「寄り添うようにするけど、正論の何が悪いの?」と言われ、また夫は正論モードに入ってしまって……。
正論に言い返せない…。そんな私に友人は?
正論で追い詰められるツラさを訴えたはずなのに、夫にはそれについて正論で反論され、さらには「言いたくないけど君のために言ってあげてるんだ」「オレの気持ちも考えてほしい」と言われてしまったアヤさん。友人に再び相談すると、その言葉に納得していないから気持ちがモヤモヤすること、そして夫婦の立場に優劣をつけてしまっていることを指摘されたのです。
夫婦は、同じ未来を見つめて一緒に歩んでいくもの。そんな夫婦の関係であるべきなのに、アヤさんは知らず知らずのうちに、夫が上、自分は下という感覚を持ってしまっていたようです。あなたの場合はどうですか? 対等な立場で夫婦関係を築けていますか?
-
前の話を読む4話
「それって悪いこと?」正論で追い詰める夫に言い返すと、まさかの反応に妻は!? ♯正論ハラスメント 4
-
次の話を読む6話
「休みたい?」会社で初の有給休暇を申請!すると正論男が信じられない発言を… ♯正論ハラスメント 6
-
最初から読む1話
「おじいちゃんごめん…」祖父のお墓参りを拒否する夫のまさかの言い分とは ♯正論ハラスメント 1