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「昔の夫は戻ってこない?」愛する夫が変わった日。義母からの電話で確信に変わり… #熱が冷めた私たちは 2

「熱が冷めた私たちは」第2話。結婚して2年が経つ夏美は、夫の時成との間にまだ子どもはおらず、義母の口を出しに悩む日々。夫に理由を聞いても「ただその気になれないだけ」と言われて会話は終了。夏美は、レスになったのは夫の親友が突然事故で亡くなった日からのように感じ……。

きっかけは、あの日…

結婚してからの1年はスキンシップもしていて、夫から求められることもあった夏美。

ただ、ここ1年は触れ合うことさえも嫌がられるように。夫とは話合いをすることもできず……。

熱が冷めた私たちは 2

 

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義母からまた子どもの催促をされ、悩む夏美。

「自分たちはなぜレスになってしまったのか……」と考えていると、ある日のことが頭に浮かびました。それは、夫の親友が突然事故死してしまった日。

 

その日、夏美はインフルエンザで、寝込んでいましたが、親友の訃報を聞き、夫は慌ててお通夜と告別式に向かいました。

 

ただ義母の話だと、夫は夏美が心配で、告別式が終わったら飛んで帰って行ったとのこと。実際には告別式の次の日になっても、夫が帰ってくきておらず……。

 

 

 

 

「ずっと俺のそばにいてくれないか?」プロポーズのとき、そう言ってくれた夫を信じたいと思う反面、今の様子を見ていると、夏美さんが「もう自分のことを手放したいと思っているのではないか」と不安になってしまう気持ちも無理はありません。

 

義母からすると、息子は親友の告別式と同じくらい妻を大事にしているように見えていたはず。インフルエンザで寝込む妻を置いて、一体どこに行っていたのか……。聞きたいような、聞きたくないような、複雑な思いですね。みなさんは、夫に対して聞きずらいことがあった際、どうしますか?

 

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    著者プロファイル

    原作者菊池策

    エブリスタをはじめとする、小説投稿サイトなどで活躍中の作家

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