お金のことを話したがらない両親
私の両親は共働きだったのですが、父は後先考えずお金はあればある分だけ使ってしまうタイプの人でした。一方、母は、そんな金づかいの荒い父に困っていたそうです。
父は「子どもが大きくなるまでは専業主婦であってほしい」と望んでいたため、生活が苦しくても母は働くことができなかったそうです。しかし、子どもたちに貧乏な思いをさせまいと、生活がどんなに苦しくても「貧乏だ」「お金がない」とは言わず、私たちが大人になるまで一切口にしないよう努めてきたと言います。
そのため、私の実家では家庭でお金の話をした経験がほとんどなく、結婚した今でも夫がお給料をいくらもらっているのか、貯金はあるのかなど、お金に関する話をする習慣がありませんでした。
お金のことにオープンな義実家
一方、義両親は個人商店を営んでいます。義実家では、お金の話をすることは自然なことだったようで、親族集まって顔を合わせるたびにお金の話をするのです。
貯金の話、借金の話、老後のお金や、保険の話……。お金に関するありとあらゆる話をしています。また、親族間のお祝い金は「このイベントの場合はいくら」とルールが設けられていて、何でも明瞭会計でした。
正反対の家庭環境で育った私は、価値観の違いに衝撃をを受けました。失礼ですが「なんてあけすけな家族なんだろう」と少し嫌悪感を抱くほど。
しかし、義家族と一緒に過ごすうちに、家族同士で隠し事をせず、お金に困ったときには支えあっている姿を目の当たりにして「これはこれで素敵だな」と思うようになりました。
お金に関してオープンに話し合う義家族に最初は驚きましたが、一緒に過ごすうちに慣れていきました。また、お祝い金の金額も決められているため、無駄に心配することもなく安心できるようになりました。
著者/まさの
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