リンさんが「本当に散弾銃を持って来るんじゃないの?」と言ったそのとき「開けろお!」と怒鳴る声とともに、玄関を激しくたたく音が響きました。リンさんは急いでハナさんに電話。しかし、状況を伝えたときのハナさんの反応が、やたら冷静で違和感を覚えました。リンさんの父親はただ近くに突っ立ってぼう然としていました。
リンさんは、ハナさんの父親に「ドアをたたき続けるのをやめて」と伝えると、ハナさんの父親が怒鳴り声を上げて……。
娘から全部聞いている!?
ハナの父親に「今あんたの娘と電話してるの! もうやめてよ!」と言うと、ドアの向こうから「娘から全部聞いてるからな!」という怒鳴り声が。
「どういうこと?」と私が混乱している間に、ようやく警察が来ました。
母が呼んだのでしょう。
そこから大人だけで外で話し合い、ハナの父親は逮捕されることもなく注意だけで終わりました。
翌日、玄関で「ハナ、迎えに来るかな?」と思っていると「おはよう。学校行こうか……」と、いつも通りハナが。
「うん」と言いながらも、気まずくて仕方ありませんでした。
-----------------------
ハナさんの父親が注意のみで逮捕されなかったということは、散弾銃は持っていなかったのですね。ただ、散弾銃を向けたいくらい、強い恨みと怒りを持っていたということなのでしょう。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!