夏といえばプール。自宅でビニールプールができる環境になかったり、上にお姉ちゃんやお兄ちゃんがいたりすると、赤ちゃんを連れて公共のプールに行くこともあると思います。
おむつがとれてない赤ちゃんをプールに入れてもいいの?赤ちゃんと過ごすうえでどんなことに気を付ければいい?赤ちゃんが公共のプールに入る際の注意点などをお伝えします。
公共のプールはいつからOK?
赤ちゃんを公共のプールで遊ばせていいかどうかは、その施設によって異なります。0歳からOKというところもあれば、おむつのとれていない赤ちゃんはNGというところもあります。
たとえば、遊園地などに併設されている大きなプールは、水遊び用のおむつを着用すれば0歳から利用できるところもあります。水遊び用のおむつは園内でも販売していたり、おむつ替えのできるベビールームや授乳室も用意しているなど、赤ちゃん連れには過ごしやすい環境となっています。
一方で、市営のプールはおむつのとれていない赤ちゃんは利用できないところが多いです。おむつ着用でもOKのベビープールを設けている場合もありますが、そうすると大きなお兄ちゃんやお姉ちゃんとは一緒には遊ばせられないのが難点。おむつのとれていない赤ちゃんを連れていきたい場合は、必ず事前に確認することをおすすめします。
赤ちゃんに着せるものは?
赤ちゃんがプールに入るときは、水遊び用のおむつ着用が条件になっているプールがほとんどです。水遊び用のおむつというのは、水を吸っても膨らまないおむつのことです。
万が一、水の中でウンチをしてしまっても外には出ませんが、おしっこはすべて吸ってくれるわけではないので、プールの中では排泄しないように注意しなければいけません。また、自宅のプールならおむつだけで遊ばせられますが、公共のプールでは「水遊び用おむつの上から水着を着用すること」がルールになっている場合もあります。
プールでの注意やマナー
公共のプールが自宅のビニールプールと大きく違う点は、不特定多数の人が入っているということ。まだ免疫力の高くない赤ちゃんにとっては衛生的とは言いがたいでしょう。“プール熱”と呼ばれるアデノウイルスのように、プールの水を介した感染症のリスクがあることも知っておかなければいけません。
また、赤ちゃんのおむつ替えスペースがなくても、プールサイドでするのは絶対にNG。ビーチチェアの上でおむつ替えをする人を見かけたことがありますが、うんちが漏れる可能性もありますし、周囲の人たちもいい気分はしないもの。おむつ替えスペースがあるかどうかも事前に確認しておくと安心です。
赤ちゃんを連れていくなら、料金が多少高くてもベビールームや授乳室など設備が整ったプールがおすすめ。赤ちゃんと初めてのプールを楽しめますように!(TEXT:妹尾香雪)