「昨日のことなんだけどさ」と切り出したハナさんに、リンさんは「両親はもめてたけど大丈夫だよ」と伝えました。リンさんはハナさんも自分と同じように「親と自分たちは別」というスタンスだと思っていたのです。しかし、その後少しずつハナさんと一緒にいる時間が減り、周りの雰囲気もなんとなく変わっていったのです。
リンさんは、なぜか周りから避けられているような気がして……。
出ていった母親の代わりにハナが家事を
「最近、周りから避けられている」と感じるようになりました。
ハナもなんとなくよそよそしく、登校も一緒ではありませんでした。
実は少し前に友人からハナの家の事情を聞くことがあり、ハナの父親の会社が傾いて生活が苦しくなり、家計を支えるために母親が飲み屋で働き始めたことを知りました。
今までの家を出てボロボロの家に住んでいること、母親は家族を捨てて家を出てしまい、代わりにハナがすべての家事をしていることも全然知りませんでした。
ハナとは毎日一緒にいたけれど、そんなそぶりはまったくなかったのです。
子どものころからお嬢さまだったので、プライドがあったのかもしれないけど……。
でも、親は親、私たちは私たち。
ちゃんと話をしようと思い、ハナのところに行くと、また変な空気になったのです。
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父親の会社が傾いて生活が苦しくなり、家を出ていかねばならないなど、ハナさんは親の不倫以外にもつらい状況になっていたのですね。これらは不倫とは関係ありませんが、ハナさんにすればそんなふうには考えられなかったことでしょう。
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