こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。離乳食を作るとき、気を付けることのひとつに衛生面があります。大人よりも免疫がない赤ちゃんは、食材の加熱や食器や調理器具の消毒は大人よりも意識することが大切です。
では、ふきんはどうでしょう? 食器を拭く、だしを取るなど、ふきんにはいろいろな使い方がありますが、みなさんは使用後のふきんをどうしていますか。今日はふきんのお手入れ方法をお話しします。
洗濯機で洗濯はちょっと待って!
布類を洗うのにお手軽なのは「洗濯機」ですね。洗濯機で洗うことができればラクチンなのですが、それはちょっと待ってください。洗濯機はいろいろなものを洗います。タオル、服や下着、毛布やマットなども洗うことがあるでしょう。そんな洗濯機で口に入るものを拭くふきんを洗うのは控えてほしいです。
ふきんの洗い方の基本
では、ふきんはどうやって洗えばいいのでしょう?台所のふきんで気になるのはにおいです。ふきんは台所用の洗剤を使って、手洗いするのが基本です。桶などを使って洗い、洗剤は流水でしっかりと洗い流しましょう。そして、濡れたままではなく風通しのいいところに干して乾燥させましょう。
ふきんの消毒方法の基本
ふきんは、食器用、調理器具用、流し台など、拭く場所に分けていると安心できます。さて、気になる消毒方法についてまとめました
・漂白剤
桶に水を張り、漂白剤を入れふきんをつけます。その後は洗剤で洗い流し、乾燥させます。
・熱湯
ふきんを洗剤で洗ったあと、熱湯をまんべんなくかけます。手で触れるくらいの温度になったら絞って乾燥させます。
・煮沸
ふきんを洗剤で洗ったあと、沸騰したお湯の中に入れ5分ほどに立たせます。取り出して、手で触れるくらいの温度になったら絞って乾燥させます。
ふきんについた菌を取り除くことが大切です。赤ちゃんだけではなく、大人のふきんも同じようにすると安心ですね。
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。