生理中、冷えは大敵!
私は生理が重いほうで、鎮痛薬を飲んでも生理痛で動くことが困難になることもあるほど。また、特に冬は冷えてよりつらいと思うことが多く、冬の生理期間は、必ず貼るカイロを腰とおなかに当てて過ごしています。
そんなある冬の日。朝起きるといつもより体がなんだかだる重く、下腹部に鈍い痛みを感じました。お手洗いに行って下着を確認すると……生理が始まっていました。
真冬の生理はつらかった…
下腹部痛もどんどん大きくなり、冬の寒さからくる冷えもあって、朝から体調は絶不調。それでも鎮痛薬を服用してなんとか会社に出社することができました。しかし、薬がきれてくると再び強い生理痛を感じて仕事が手につかない状況に……。
仕方ないと思い、上司に話しこの日は早めに帰宅して休むことにしました。ただ、帰宅し鎮痛薬を飲んでも下腹部痛は強さを増していく一方。動けない状態で、夕飯の準備や残っている家事をこなすことはできませんでした。
このとき、夫と同棲中だった私。私より帰りが遅い彼に「今日は生理痛がひどくてごはんを作れそうにない」とメールを送り、彼が帰宅するまで横になっていたら、そのままいつの間にか眠ってしまいました。
彼の神対応に、身も心もぽかぽか
生理痛の波に悩まされながら体力の限界がきて眠ってしまった私。ふっと目を覚ますと、すでに彼が帰宅していました。そして、なんとなく目線をダイニングテーブルのほうへ向けると、彼が帰宅途中に買ってきたであろうお惣菜などが並んでおり、すぐに食事ができる状態になっていたのです。
寝起きのぼーっとした眼差しで食卓を見ている私に、彼がそっと寄り添ってきてくれ……「体調はどう?」「俺は男だから、生理のつらさを完璧にわかってあげることはできないけれど、つらいときは無理しないで。できることがあったらなんでも言って」と言ってくれたのです。私は彼の言葉に涙が溢れそうになってしまいました。
その後も彼はブランケットをかけてくれたり、生理痛の波がくるたび背中をさすってくれたりしてくれました。
私が感じている生理痛のつらさを、彼は根本的には理解できないはず。それでも、彼は私の立場に立って気づかってくれました。そんな素敵な一面を発見でき、改めて彼のことを心から尊敬した瞬間でした。結婚した今でも、私が生理痛で苦しんでいるときはいつも無理をしないようにと気づかってくれ、とても感謝しています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/杉野 ひまわり
作画/ちゃこ
監修/助産師 松田玲子
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