その後、ユリがヒナタとモネの仲を誤解する出来事が起きてしまい、怒ったユリは実家に帰ってしまうのですが、突然電話でヒナタが事故に遭ったことを告げられました。
ユリが慌てて病院へ向かうとそこにはモネの姿が……!モネは詳しい状況を説明すると、泣きながら謝罪をしてきました。翌朝ユリはモネと話し合うため、モネの家に向ったユリ。今までの自分の思い、もう一度仲が良かったころの関係に戻りたいと伝えるのですが、モネは「嘘だ!」と言い張ると、反論してきたのです。
その後、モネが「なんで今そんなこと話したの?」と尋ねると、ユリは「ヒナタが目覚めたとき笑顔で迎えたいから、ちゃんとモネと話さなきゃと思ったの」と話し始めるのですが……?
「モネになびいたのも無理はない」妻の予想外の言葉に思わず…
「今となっては私の一方的な想いだってことが
わかっちゃったけど、モネのいい所を
たくさん知っているという事実は変わらない」
「あれから少し考えて、ヒナタがモネになびいたのも
無理はないかなって……」
さらにユリは、「たまたまタイミングが被ってしまっただけ」と言うと、
「今後どうするかはヒナタに選んでもらおうと思ってる」と話し始めたのです。
「ヒナタがモネを選ぶのなら、
私はおとなしく身を引くよ……。
それくらいモネは魅力的な人だから」
ユリの話を聞いたモネは、
思わず苦し気な表情を浮かばせたのでした。
◇ ◇ ◇
モネのこともヒナタのことも責めず、ヒナタがどんな選択をしたとしてもその意思を尊重し、現実を受け入れるつもりでいたユリ。「夫がモネを選ぶのなら、自分は身を引く」という言葉からは、ユリの中で相当の覚悟が決まっているのが伺えますね。