面接に落ち続け、就活が難航しているあおねろさん。自分ひとりの力に限界を感じ、わかものハローワークを利用することを決意しました。担当者の方はあおねろさんにとって苦手なタイプですが、アドバイスは的確でうつ病のことも考えてくれて……。
生きているだけはダメなんだ
就活に苦戦する中、自分が本当に認められたい相手は家族だったということに気づいたあおねろさん。過去を振り返り家族から評価されなかった劣等感と寂しさを思い出してしまいました。
「甘えるな」と言われることに怯え、具合が悪くても家族に頼ることをやめてしまい、いつも笑顔を取り繕って生きようとしていました。
しかし、おばちゃんとオサムと一緒に暮らすようになり、自分を受け入れてもらい、これまでにない安心感を得ることができ……。あおねろさんは、そんな2人とこれからも一緒にいたいと思う半面、兄から許可がでるはずがないと怯えてしまいます。
そんなことを思うと、あおねろさんはできそこないの自分が一人前に働くことはできるのかと、不安な気持ちに押し潰されそうになってしまうのでした。
就活が難航する中、あおねろさんは自分が認められたいのは社会ではなく、家族だということに気づいてしまいました。
過去を振り返り、どうしたら認めてもらえていたのか、いつまで兄に怯えながら生きないといけないのか、そう思うと惨めな気持ちになってしまうのです。
兄のことが気になる気持ちもわかりますが、あおねろさんの人生なので、自分がどうしたいのかという気持ちを大切にしてほしいですね。