においフェチな私
もともとにおいフェチな私は、自分がつける香水や洗濯などの柔軟剤をナチュラルで柔らかい香りにしたり、部屋の空間芳香剤にもこだわったりしていました。付き合い始めのころは、彼のにおいも気になることはなかったのですが、彼との関係も親密になっていくにつれて、素肌のにおいや髪の毛などのにおいに違和感を覚えることが多くなっていきました。
それでも彼が大好きだったので、においのことを口に出すことはありませんでした。そんなある日、2人で行く初めての旅行で同じベッドでラブラブな時間を過ごしているときのこと、ロケーションも行為までの雰囲気もバッチリなのに、まったく気が乗らない私がいました。
我慢と妥協の日々を繰り返しで…
彼が近付くたびについ顔を背けてしまうのです。原因は、彼の体臭でした。その日は、彼にはわからないように事を済ませましたが、安堵感に包まれて横で寝ている彼を見ていると、私が我慢すればいいのだと思ったのです。
彼と仲良くなることと彼の体臭が気になることは相乗作用だと思い、最初は自分が我慢すれば……と考えていました。また、時には「これくらいのにおいは大したことではない」と、思い込むことも。
ついに我慢の限界を迎えて
私の嗅覚が敏感なのかもしれませんが、自分が好きなにおい以外のにおいに過敏に反応しているようにも思いました。気にすればするほど、鼻につくのです。そして、その我慢が限界に達したとき、とうとう、行為中に「無理だ」と彼に告げました。
これまで、彼のにおいのことで集中できていなかったことも告白しました。彼はショックを受けていたようですが、「改善できることがあればする」と言ってくれたのです。
まずは、男性用の軽めの香水を使用したり、シャンプーも私と同じものを使用するなど、2人の共通のにおいを作るようにしていきました。体臭は、すぐに改善できるものではないと思いますが、それでも私に合わせて頑張ってくれている彼に愛おしさを感じ、2人の関係は深まったように思います。
まとめ
彼には、私の好みのにおいを強制するようで申し訳ないと思った日々でしたが、アロマや芳香剤などを一緒に買いに行き、私も彼好みのにおいを知る努力もしました。そんな中で、お互いが好きなアロマのおいが見つかり、今では2人が生活する部屋で使っています。まだ少し、彼のにおいが気になることもありますが、彼自身を受け止めることで、仲良し時間の際には気になることが少なくなってきています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
文/モカモコ
マンガ/☆まりかな☆
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