末っ子を連れて小学校の参観日へ
子どもは3人、上の子2人は小学生です。末っ子が3歳でまだイヤイヤ期が続いていたとき、小学校の土曜参観がありました。保育園に末っ子を預けることができず、連れて行くことに。
最初は珍しい光景におとなしく座っていましたが、30分くらい経つと飽きてしまい、帰りたいコールが始まりました。イヤイヤ期の末っ子は、イヤなことがあると場所も構わず、寝そべって泣き始めます。そうならないよう、末っ子を懸命にあやしていました。
そんな私を見て、前に立っていたお母さんが子どもの好きそうなシールをたくさん渡してくれたのです。そして、末っ子に「好きなところに貼ってごらん」と言ってくれました。末っ子はシールに夢中になり、最後まで静かに過ごすことができました。
シールをくれたお母さんにお礼を言うと、「こういうときのためにシールを持ち歩いているから気にしないでね」とやさしい言葉をかけてくれました。お母さんの対応に感動!私も見習おうと思いました。
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3歳になると自分の主張をハッキリ伝えられる子も多く、あやそうとしても一筋縄ではいかないことが増えますよね。今回のように気をそらすことで機嫌がなおることも。シールを持ち歩いているというママの行動は素敵ですね。
作画/赤身まぐろ
著者:わたなべ まり
3児の母。フルタイムの仕事と子育てに追われ、忙しい毎日を送っている。ポイ活が趣味。