その翌日、ユリはモネと話し合いをするのですが、その直後にヒナタの意識が回復。しかし、ヒナタの中でモネの存在はすっかり消えてしまっていました。
退院日を迎え、ヒナタはユリと一緒に家に帰るのですが、玄関前でモネとバッタリ遭遇。モネは2人に向かって頭を下げると心から謝罪をおこなうのですが、その後突然姿を消してしまいます。
ある日、ユリがポストを見ると、モネからの手紙が入っていました。その手紙には、これまでの謝罪と、ヒナタとモネが2人きりで過ごしたあの夜、何もなかったこと、モネ自身が娘をヒナタの子どもだと自己暗示をかけて育てていたことなどが書かれていたのでした。
手紙を最後まで読み終わると、妻はある行動に出て…
手紙を最後まで読み終わると、
「追伸」の部分が目に留まったユリ。
そこには、"私もあなたと過ごした学生生活は、
宝物のような日々でした"と書かれていました。
すると、ユリの頭の中にモネと過ごした思い出が
鮮明にいくつも浮かんできたのですが、
そのタイミングでヒナタが大声で呼びかけてきました。
「ユリ!ちょっと来て!鈴のうんち漏れてる!」
「わかった!今行く!」
ヒナタの声を聞くと、現実に戻ったユリ。
ゴミ箱に手紙を捨てると、
ヒナタと娘の元に向かったのでした。
◇ ◇ ◇
ユリもモネとの別れは悲しかったと思いますが、ユリ自身も自分の気持ちにけじめをつけるため、モネの手紙をゴミ箱に捨てたのかなと思いました。お互いが大好きで、大事な存在だと思っていたユリとモネ。この別れは2人にとってかなりつらかったと思いますが、これからはそれぞれの道で強く生きていってほしいです。