ドラマなどで「これって破水!?大変、病院へ行かなくちゃ!」と妊婦さんがおどろいているシーンをよく見かけます。その印象から、「破水」はとてもわかりやすいものだと思っていましたが、私が体験した「人口破水」は違いました。今回は、私が「人口破水」の際に感じたことをお伝えします。
陣痛開始から産院に向かうまで
1人目の出産時、初めての出産ということもあって不安だった私は、陣痛が15分間隔になった時点で産院へ向かいました。その後、子宮口はなかなか開かず、陣痛がはじまって24時間でようやく子宮口が7cm。結局、一晩を陣痛室で過ごすことになりました。
初めての出産の場合は時間がかかることが多いといわれているので、産院の指示を仰ぎつつ、家で様子を見てもよかったかも……と、あとになって感じた私は、2人目のときはかなり陣痛が強くなってから産院へ向かいました。ただし、おなかが強く張っている場合や破水した場合はすぐに産院に連絡を!
私の場合、1人目のときも2人目のときも、自然に破水することがなかったのです。
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人工破水って……自覚がない!?
1人目のときも2人目のときも、子宮口がかなり開いても破水しなかったため、先生が「人工破水」をすることに。ベッドに横になり、下にバスタオルや吸水パットなどを敷いて準備。私自身は見ることができないため、先生にグーッと押される感覚がしたあとに、羊水が出てくる感覚がしました。
とくに1人目のときは、「破水は風船が割れるような衝撃がある」というイメージを持っていたため、拍子抜けをしてしまいました。それよりも陣痛の痛みに気を取られ、「破水をした」という感覚はまったくないままお産に望むことになりました。
人口破水をすると陣痛が促進された
破水をすると陣痛が促進されるとよくいいますが、たしかに人工破水後は、陣痛の間隔がより短くなりました。その後、分娩室に移動し、出産となりました。
私が人口破水をしてもらったときの感覚をお伝えしましたが、破水をしたときの感覚は人それぞれのようです。ちょっと水が漏れるような感覚の場合や、一気に水が出てくるような感覚の場合もあるようですよ。
これから出産を迎えるという方は、心の準備をしつつ、念のため突然の破水に備えて、すぐに産院に連絡できるようにしておいてくださいね。(TEXT:ママライター石原みどり)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。