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【妊娠・出産のQ&A】妊娠10ヶ月の妊娠糖尿病予防はどうすべき?

はじめての妊娠で糖尿病になる場合があります。

妊娠糖尿病を無理なく予防するにはどうしたら良いのでしょうか?

 

Q. 妊娠10ヶ月の妊娠糖尿病予防はどうすべき?

妊娠36週です。 妊娠前から太り気味の体形ですが、妊娠してからすでに12kg増えています。気をつけてはいるものの、妊娠36週に入ってから、一気に3kg近く増えてしまいました。「妊娠糖尿病の傾向もある」と言われ、かなり心配です。 甘いものを控えたり、白米を玄米に変えたり、できるだけ毎日散歩に行ったりしていますが、今後どのように過ごしたらいいのでしょうか?

 

 

A.食事管理と運動、体重管理を心がけましょう。

妊娠中の体重増加は、標準体重から8~11kgくらいが適当だとされています。仮に妊娠中に10kg増加したとすると、その内訳は、胎児、羊水、胎盤などの重さが5kg、子宮、乳房などの組織増殖が1.1kg、残り3.9kgが母体の真の体重増加です。この3.9kgには、母体への脂肪沈着や水分の増加などがあり、これらによって分娩、産後の母体の準備を整えます。 13kg以上体重が増加すると、余分な脂肪や水分が母体内に蓄積されてしまい、分娩後に肥満を残すだけでなく、足腰の筋肉にも余分な負担をかけ、痛みを生じさせることもあります。 1日の摂取カロリーを約1,500kcalにして、脂肪を減らして甘いものを控え、間食やつまみ食いをやめるようにしましょう。水分と塩分をとりすぎるとむくみが生じやすくなるので、注意しましょう。また、妊娠36週でしたら、積極的に体を動かしても大丈夫な時期です。分娩まで食事管理と運動、体重管理にしっかり努めていきましょう。 (回答/天神尚子)

 

 

 

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