よく「出産したら体質が変わってしまった」という声を聞きますよね。出産するまでは「本当かな?」と半信半疑でしたが、実際にはよくも悪くも変わったと感じることがいっぱいあって驚きました。もちろん人それぞれ違うと思いますが、30代半ばで出産した筆者のケースを紹介したいと思います。
生理痛がなくなった
妊娠するまで長年、鎮痛剤を手放せないほど生理痛に悩まされてきました。それが産後1年経って生理が再開してからは、生理中のおなかの痛みがまったくなくなったのです。
病院で調べたわけではないので理由はわかりませんが、出産をすると子宮の入り口が広くなるから、骨盤の位置が変わるからなどと言われていますね。ただ、「出産したら逆に生理痛がひどくなった」という人もいるので、本当に人によってそれぞれのようです。
髪質が変わった
もともとクセ毛でしたが、産後はそのクセがさらにひどくなってしまいました。美容師さんに相談したら「ホルモンバランスの変化のせいなので、いずれは元に戻るはず。だけど、30代になれば加齢による髪の衰えもあるので、なんのケアもせずに放置しておくと栄養の足りない細い毛になって、どんどんクセがひどくなることもある」とアドバイスをされました。
たしかに、産後は忙しくて髪が濡れたまま寝てしまったり、トリートメントなど、髪のケアは後回しになっていました。それからは少しずつクセはおさまっていきましたが、やはり出産前のような元気な髪には戻らなかったなあと感じています。
アレルギーを発症!
これは産後というか、正確には妊娠してすぐなのですが、30代にして花粉症を発症してしまいました。なぜこのタイミングで?と思いましたが、妊娠中は免疫力が下がり、ホルモンバランスも大きく変化するので、花粉に限らず食べ物でもアレルギーを発症してしまうことがあるようです。もちろん出産してからも治ることはなく、毎年、花粉症とお付き合いすることになってしまいました。
お酒が弱くなった
妊娠前は、日本酒や焼酎など強いお酒を飲んでも酔わないほどの酒豪でした。それが妊娠し、2年の授乳期間を経て、お酒を解禁したら、びっくりするほど弱くなっていたのです。初めは久しぶりに飲むからだろうと思っていましたが、それから1年経っても2年経っても弱いまま……。結局、妊娠前のように飲めるようにはなりませんでした。
筆者が体験した産後の変化を紹介しました。みなさんも「私の場合はこんなふうに変わった」という声があれば、ぜひコメントをお寄せくださいね。
一児の男の子を育てるワーキングマザー。病気ネタやママ友ネタなど、ペンネームでリアルな体験談を執筆中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。