こんにちは、日本コミュニケーション育児協会の珠里です。お外で過ごしやすい秋に向け、お出かけを考えているママは少なくないのではないでしょうか。ですが、お出かけは楽しみだけど、長時間、赤ちゃんを連れてのお出かけはいろいろと気になり緊張してしまいますよね。そこで今回は、赤ちゃんとの車での長時間のお出かけ時の注意点をお伝えします。
ゆとりのある予定を組む
赤ちゃんとのお出かけの際はゆとりがある予定を組むことが大切です。たとえば、夜寝ている時間に出発をする、日中は2時間おきに休憩をするなど、赤ちゃんにとってもママにとっても負担の少ない予定を組むことで突然のハプニングにも対応できます。
赤ちゃんが寝ている夜のうちに出発する場合は、運転手が眠くなってしまうというリスクもあるので、前日は親もお昼寝をしっかりとしておくといいですね。そして、眠気を感じた場合は無理をせずに仮眠をとることも大切です。
今はサービスエリアにキッズスペースが完備されたところも多いので、事前に調べて赤ちゃんもママもリフレッシュしながら長距離ドライブを楽しむことが成功のカギですよ。
赤ちゃんを車内に一人で残さないで!
夏場はとくに、日中の車内温度(エアコンなし)は50度ともいわれています。短時間でも熱中症や脱水症状を起こすことも。赤ちゃんが寝ている間にちょっとトイレ……という油断が、赤ちゃんをとても危険な目に合わせてしまうかもしれません。
寝ている子を起こすのはとてもつらいですが、大人が車を離れるときは必ず赤ちゃんも一緒に連れていってくださいね。そんなときに便利なのがベビーカー。チャイルドシートからベビーカーに移動させたら一瞬起きたけれどまたすぐに寝てくれた!なんてこともあるので、車にベビーカーを積んでおくことも大切です。
生活リズムにこだわりすぎない
車での長時間の移動はふだん寝ない時間に寝てしまったり、いつもと違う環境に興奮して眠らなかったりと生活リズムが狂いがち。赤ちゃんの生活リズムにこだわりすぎてしまうとママがイライラしてしまう原因になってしまうこともあります。
生活リズムはもとの生活に戻ってから調整するようにして、お出かけ時はこだわりすぎないことがおすすめです。大人も、海外旅行で時差ぼけが起きてもしばらくするとリズムが戻るように、赤ちゃんもリズムは戻ります。ですので、いつもと違うからと言ってあせったり、不安になったりしすぎなくて大丈夫です。
赤ちゃんとの長時間の移動は、突然のハプニングなどがつきもの。何が起きてもあせらないように、ゆとりを持った時間設定と準備で気持ちにもゆとりができます。ママにとっても赤ちゃんにとっても楽しいお出かけになるよう、サービスエリアや道の駅の情報を事前に調べ、そこでの楽しみを用意しておくといいですよ。
日本コミュニケーション育児協会(JCCRA)理事、トイレトレーニングアドバイザー®養成トレーナー、「子育てをもっとハッピーに!」をモットーに5人の子育ての経験を活かして、トイレトレーニングアドバイザー®として活動。その他「子どもの心と体に触れるコミュニケーション子育て」を発信しています。