新節さんはナエくまさんのことを無視しながらも、明らかに困り顔。
新節さんの急変ぶりにナエくまさんは戸惑いますが、無視をし始めた理由は、ナエくまさんを快く思っていない胡内さんが関わらないよう指示しているからでは?と推察し……。
1つだけよかったことがある…
「ナエくまさんに話しかけてはダメ!」と言われながらも、胡内さんのいないところではナエくまさんに声をかけ続けた新節さん。
それでも胡内さんの理不尽な主張に従った新節さんのことを許せず、大人になったナエくまさんは当時のことを思い返しては、猛省するのでした。
急に無視を始めた新節さんのことを許せなかったナエくまさんの気持ちも、胡内さんの機嫌を損ねたくもなければ、ナエくまさんのことを邪険にしたくもないという新節さんの気持ちも、どちらも理解できますよね。
そして、大人になってようやく、新節さんの健気さを理解でき、そのころを思い出しては猛省するナエくまさんに共感する人もいるのではないでしょうか?
中学生といえば、思春期の真っ直中。当時を振り返ると反省したり、恥ずかしくなったりすることもありますよね。しかし、当時のことを反省できたり、恥ずかしく思えたりするのは、これまでに積み重ねてきた人生経験があるからこそ!
思春期のエピソードを思い返し、ちょっぴり後悔するようなときにも、そんな風に思えたなら、少しは心が軽くなるはずです。