夫を信じてお願いしたのに!
あるとき、私は病院に行きたかったため、夫に仕事を休んでもらい、2才の息子の子守りと留守番を夫にお願いしました。
夫には、「子どもが好きなDVDはこれだよ」「おなかがすいたら、これを食べさせて」「外に行きたい!と言ったらこの公園に行かせてね」と事前にちゃんと話しておきました。
そして、通院当日。病院は混んでいて、診察が終わったときにはお昼を過ぎてしまいました。あわてて家に帰った私は、家の様子を見て愕然…!
子どもはDVDを見せっぱなしで、夫はソファに横になり、スマホでゲーム中。おなかがすいたとき用にと、子どもに食べさせるものは用意していたのに、テーブルの上を見ると、普段子どもには食べさせていないチョコやアイスのゴミが何個も散乱……。しかも、息子のおむつは、おしっこでパンパンだったのです。
このときをきっかけに、チョコやアイスの味を覚えてしまった子どもは、冷蔵庫を開けるたびに欲しがるようになり、しばらく大変でした。
「夫に頼んでも余計なことするだけか…」と思いますが、祖父母が近隣に住んでいないため、夫にしかお願いする人がいません。ただ、このときばかりは、市の福祉サービスにあるベビーシッターを利用するなどして、お金で解決させてもいいなと思いました。
作画/きりぷち
著者:佐藤あかり
4歳、8歳の兄弟を育てる母。夫の扶養内で働くパートです。趣味はガーデニング。