昔から明るいカラーが好みの私
学生時代から私は明るいカラーの洋服が大好き。ピンクやイエローをはじめ、花やドットといった柄物も好きで、よく着ていました。社会人を経て結婚しても、その好みはほとんど変わらず、自分のおしゃれを楽しんでいた私。
しかし、35歳も過ぎアラフォーが近づいてきた最近、ママ友や高校のときからの友人たちのファッションが、とても落ち着いた印象になっていることに気が付いたのです。特に、参観日などの同年代のママたちが集まる場では、派手な色のアイテムを着ている私は浮いていました。しまいには、参観日の日に、息子から「ママ、もうちょっと目立たないお洋服で来て」と言われる始末。
そこで、落ち着いた印象のファッションにシフトチェンジしようと、ベージュ系のアイテムをネットで購入することに。いろいろなお店をチェックして、最終的にベージュのブラウスとワンピースを買い、大人の魅力あふれる女性になろうと一歩踏み出したのです。
ベージュカラーの大人ファッションにトライした結果
ネットで購入したベージュ系のアイテムが自宅に届いたので、早速着てみることに。この日は、家族全員がお休みだったので、購入したアイテムのどちらかを着てお出かけしようと考えていました。
家族でショッピングに行く予定だったので、私はカジュアルすぎないベージュのワンピースをチョイス。早速着て、夫と9歳と5歳の子どもたちに見てもらうことにしました。すると「え? なんかおばさん化してるよ! 」と声をそろえて大不評。さらには「遠くから見たら何も着てないように見えるよ」とも言われ、私のテンションは一気にダウンしたのです。
そんな言葉がウソであることを願って、恐る恐る鏡の前に立ってみた私。すると、夫と子どもたちに言われたとおり、大人っぽいどころかなんだか余計に老けて見えるではありませんか! 大人っぽい落ち着いた印象のファッションを目指していた私は、自分の姿を鏡で見てがく然としたのです。
もう1つ購入していたベージュのブラウスをデニムと合わせてみたのですが、こちらもやっぱり大不評。「なんか地味」「疲れて見える」などと、酷評されてしまったのです。こちらのコーデも自分で確認してみたのですが、たしかに家族の言葉は間違っておらず、おばさんっぽさを感じたのでした。
生地の質感とアクセントカラーでストップおばさん化
大人っぽく見えると期待して購入したベージュ系のファッションアイテムたち。なぜ老けて見えたのか、のちに雑誌やネットでいろいろと調べてみると、おそらく生地感と色使いが原因だったと気が付きました。やわらかい生地のベージュ系アイテムは「疲れて見えやすい」「老けて見える」こともあるよう。私が購入したワンピースとブラウスは、まさに柔らかい生地だったのです。また、落ち着いたトーンのアイテムには、アクセントカラーを取り入れることが重要ポイントだそう。
そこで、ハリのある素材のベージュのワンピースを買い直し、イエローのパンプスをプラスしてみました。するとほどよく落ち着いたおしゃれなコーデが完成したではありませんか! これには家族も「大人っぽくておしゃれ」と、大絶賛してくれたのです。生地にハリがあるだけで、疲れた印象や、遠くから見て裸に見える現象も緩和された気がします。「これなら、胸を張っておしゃれなお店にもショッピングに行けそう! 」と思うほど、印象が変わりました。
年齢にマッチした落ち着いた色味のファッションアイテムを取り入れることも大切ですが、老けて見えないよう、生地の質感に注意し、アクセントカラーを取り入れることが大切だと学んだ出来事です。これからも日々変わり続けるトレンドを意識しながら、自分にマッチしたおしゃれを探求しようと思います!
まとめ
大人っぽい落ち着いた印象の女性に憧れて挑戦したベージュ系コーデ。何も考えずにただ落ち着いたトーンのアイテムを着るだけでは、大人っぽくなるどころかおばさん化して見えてしまったのでした。脱おばさん化するには、落ち着いたトーンのアイテムに加えて、生地の質感やアイテムの色使いに注意することだと気付かされました。
雑誌やネットでさらに研究して、今では大人っぽい落ち着いた印象のコーデをうまく楽しめるようになってきました。これからももっとすてきな女性でいられるよう、日々ファッションの勉強に励みます!
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
イラスト/ののぱ
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著者:平井千佳
小学4年生の男の子と年少さんの娘を育てるママライター。美容やファッションなどが大好な、まだまだ可愛いをあきらめたくない抗うアラフォーが、育児やプライベートを語ります!