髪の加齢は白髪やパサつきだけじゃなかった
40代になって髪が傷むパーマをやめ、傷みが目立ってしまうロングヘアもやめ、だましだまし髪の毛の加齢とお付き合いしてきました。それでもパサつきやうねりは、どうしてもごまかし切れない。悩んだ私は、美容室を髪のダメージケアを重視している店に変えてみました。そこで美容師さんに言われたのが、「髪の毛にコシがないですね~」というひと言。
言われてみれば若いころはもっとコシがあった……。これは図星で本当にショックでした。でもよく聞いてみると、加齢に加えてシャンプーやコンディショナーのせいでハリやコシが失われることもあるらしいのです。そこで、美容師さんにおすすめのケアを教えていただきました。
シャンプーを変えてみることに
美容師さんに聞いたところによると、まずドラッグストアなどでよく売られている泡立ちの良いシャンプーは、石油系の合成界面活性剤を使っているものがほとんど。これらのシャンプーは洗浄力が強く、髪を乾燥させやすいのが特徴とのこと。そのため、シリコン入りのリンスやコンディショナーで髪の毛をコーティングし、そこにツヤや潤いを補う必要があるのだとか。問題はこのコーティングが、髪の毛だけでなく頭皮にも付着すること。そのせいで毛穴が詰まったり、皮膚に石油成分が蓄積されたりと、頭皮に悪いことが多いそうなのです。
合成界面活性剤が使われていない“アミノ酸系シャンプー”なら、洗浄力がやさしく保湿力も高いからリンスが不要になるということなので、通信販売で約3,000円のアミノ酸系シャンプーを購入して使ってみることにしました。
気になる成果とコスパは?
シャンプーを変えて約1年。コンディショナーやトリートメントも使わなくなったのにパサつきは改善。コシも戻ってきたように感じます。何より美容師さんに「今日もツヤツヤですね!」と言われるように。
通信販売のアミノ酸系シャンプーはお高いとイメージがあり、今まで量販店で手ごろなシャンプーを買っていた私は「シャンプーだけでこの値段!?」と、初めはびっくりして気が引けました。でも、今まではシャンプー+コンディショナー+トリートメントで、2,300~2,400円くらいはかかっていたんです。今はたとえシャンプー1本が約3,000円でも、コンディショナーもトリートメントも不要なので、実際は数百円程度のコストアップで済んでいます。
まとめ
わずかなコストアップはありましたが、加齢でパサついていた髪がツヤツヤになって、しかもコンディショナーやトリートメントをする必要がなくなったためにお風呂時間の時短にもつながり、十分元は取れているかなと思います。これからは髪だけではなく体の他の部分にも加齢を感じるようになってくると思います。シャンプーだけでなく、体のケアに使うものについても成分に注意して、厳選していきたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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著者:高木 ぷぅ
約20年ソフトウェア開発の仕事を続けてきたが、40代に入り体力の限界を感じて退職。在宅ワーカーとしてよちよち歩きを始めたばかり。旅とお散歩、おいしいものを食べることが好き。