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「男の子?それじゃあ…」バスで隣に座った高齢女性⇒息子の性別を教えると、まさかの衝撃発言を…!?

私が住んでいる場所は言ってしまえば田舎。車がないと生活はできません。普段、買い物に行くときは車なのですが、お店まで行ける巡回バスが家の近くを通っているので、物は試しと生後3カ月の息子と抱っこひもで巡回バスに乗ってみました。すると、帰りのバスで私の隣りに座った高齢女性に声をかけられ、あの言葉を言われたのです。

初めて子連れで巡回バスを利用

1時間弱バスに揺られ、小声で息子に声かけをしながらお店に到着。息子はご機嫌です。車移動では後部座席でひとりになってしまい、よく泣いてしまう息子。「たまにはこうやって買い物に行くのもいいかもしれない」と私は感じていました。

 

買い物を終えて帰るために巡回バスの待機列に並んでいると、私の前後に並んでいた高齢の女性たちが、息子を見てほほ笑んでいます。温かい目で見てくださるのはうれしいので、私もほほ笑み返していました。

 

そして巡回バスに乗る時間になったのでバスに乗り込み座席に座ると、先ほどほほ笑んでくれていた女性の1人が私の隣に座ってきたのです。

 

 

隣りに座った女性と話していたら…

私の隣に座った高齢女性は、待ってましたと言わんばかりに息子をじっと見つめ、「かわいいわね〜! 男の子?」と話しかけてくれました。

 

長男であることを伝えると「あら〜! それじゃ、最初が男の子でお父さんは喜んだでしょ! 安心ね!」とニコニコしながら話す女性。息子がかわいいのは同意ですが、私は性別に関係なく、赤ちゃんを授かったことに喜びを感じていたので、少しモヤモヤしながらバスに乗り続けたのでした。

 

 

その女性が若いころは、跡継ぎが必要な時代だったのだろうと思います。しかし今は令和。必ずしも男の子が継ぐ時代ではないと思いますし、男の子でも女の子でも継ぎたい子に継がせるのが私たち夫婦の考えです。赤ちゃんの性別はどちらでも問題ありません。

女性の発言は悪気がないものでしたが、「第1子は男の子じゃなきゃ」という思考の人がいることに「いまだにその感覚なんだなぁ」と驚く気持ちがありました。

 

 

イラスト/森田家


著者:たなか かな

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