2歳を過ぎると、絵を描き始める子どもたちも多くなってきます。保育園や幼稚園に通っていれば、園から描いたものを持って帰ってくることも。この時期は描くたびに、丸が描けるようになったり、顔の形になってきたりと、できることがどんどん増えていき、絵を見るたびに感動もひとしお。捨てるのが惜しくなります。とはいえ、全部をとっておくのは大変です。まだたったの2歳ということを考えれば、この先、どれだけの絵が溜まってしまうのか!とちょっと心配な気持ちにもなります。
描いたら、写真保存!
捨てる、捨てないに関わらず、まず、子どもが描いた絵を捨てるのが惜しいと思ったら、描いた日付を絵に書いて写真保存をしましょう。フィルムの時代と違って、データで残せる今の時代、とっておきたいと思ったら写真保存が便利です。
ほかの写真とデータ保存しておけば、「これくらいの大きさのとき、こんな絵を描いていたのだな」という思い出に浸ることができますよ。
溜まり始めたら1カ月1枚に
絵が溜まり始めたら、1カ月に1枚を目安にとっておくのはいかがでしょうか。データに取っておいてもやはり実物にはかないません。実物の絵を取っておきたい、という気持ちを抑えるのはなかなか大変です。1枚にしぼるのもかなり難しいことになると思いますが、全部捨ててしまうよりは、そのときの筆圧を感じたりすることができるのでおすすめです。
できれば、その際、絵にポストイットなどで、何を描いたのか(何を描いたのかまだよくわからないことが多いので)、どんな様子で絵について説明してくれたか、などをつけておくと、さらに振り返ったときに楽しめます。
絵はクリアファイルに保存を
捨てずにとっておく絵は、クリアファイルに一枚ずついれておくのがおすすめです。箱でもいいのですが、増えていくと、どうしても順番がぐちゃぐちゃになってしまうのが難点。一方、ファイルの場合は、めくって絵を見ることができます。
いつの間にか、あっという間に大きくなってしまう子どもたち。きちんと保存しておけば、何年か後に、子どもと一緒に、「こんな絵を描いていたんだよ」と楽しみながら見ることできそうですね。(TEXT:ヒロコ ラメッシェ)