子育て中の母乳が出ている限られた期間しか作れない貴重なものであることは事実ですが、抵抗を示す人もいるようでーー。
母乳ジュエリーとは?
母乳ジュエリーとは、特殊な加工を加えた母乳を使って作る指輪やネックレスのこと。やさしい白色をした、まさに“乳白色”のストーンに加工されますが、母乳を加工しているとは誰も思わないでしょう。
ネックレス指輪、ブレスレッドなど、クエリエイターやお店によってデザインはさまざま。シルバーやゴールドなど、素材によって異なるものの、概ね1〜3万円程度が相場のようです。
母乳ジュエリーの母乳は、もちろんオーダー主のものを使用します。そのため、オーダー後に搾乳した母乳を母乳バッグや容器に入れて指定の宛先に郵送する必要があります。
母乳ジュエリー作ってみたい?
では、母乳ジュエリーはどのくらい注目されているのでしょう。
ベビーカレンダーの投票機能を使ったアンケートによると、母乳ジュエリーに興味がある人と抵抗がある人の割合は、ほぼ同程度。残りの25%は作るか作らないか、悩ましいと言う回答結果でした。
母乳ジュエリーは赤ちゃんの胎毛筆のようにまだ馴染みがないこともあってか「抵抗がある」と考える人も一定数いることがわかりました。
今しかない思い出を残すために…
しかし、母乳ジュエリーを実際に作った人、作ろうか悩んでいる人の声をSNSで検索してみると
「授乳中の幸せや苦労などの思い出を残したいかも……」
「母乳がでなくなる日がくるのかと思ったら、母乳ジュエリーを作る気持ちがわかってきた」
「卒乳が近づくと、はじめは否定的だった母乳ジュエリーを真剣に考えるようになった」
という、母乳ジュエリーに興味を持つ生の声を複数見つけました。また、実際に作った人の、満足度の高いコメントもチラホラ。
長い子育て期からみるとほんの一瞬である授乳期間。終わりが近づくにつれて、寂しさや名残惜しさを感じ記念に残したいという気持ちが強くなることが予想できます。
母乳ジュエリーは、わが子を育んだ母乳を子育ての記念として残す新しいカタチなのかもしれませんね。
母乳ジュエリーに興味はありますか? 作ってみたい、抵抗があるなど、さまざまな意見があると思います。皆様のご意見を、ぜひコメント欄で教えてくださいね。