佐藤くんが家事ができないので料理や洗濯をやってあげたミキ子さん。それを友人に話し、「お母さんに間違われた」と言うと、「利用されないために、早めに家を見つけてもらいな」と言われました。その後、家に帰ると佐藤くんが出てきて「今日のごはんはなんですか?」と満面の笑顔で聞いてきたのです。
ミキ子さんが「今日は遅くなるからごはんは作らないって話したと思うけど」と言うと……。
カップラーメンを食べたことがない佐藤くん
私が帰宅すると、「今日のごはんはなんですか?」と満面の笑顔で聞いてきた佐藤くん。
「今日は遅くなるからごはんは作らないって、朝出かけるときに話したと思うけど」と言うと、「そうでしたっけ? おなかが空いているのに〜」と訴えました。
「私は母親じゃない」と心の中で言い聞かせながら、「カップラーメンならあるよ」と言うと、「カップラーメンっておいしいですか?」と佐藤くん。
家では食べさせてもらえなかったそうです。
それでつい「おいしいから食べてみて!」と、用意してあげてしまった私。
「ミキ子さん、おいしいです!」と喜ぶ佐藤くんを見ながら、「結局作っちゃった……」と後悔しました。
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「おなかが空いた」のは佐藤くん個人の問題。放っておいても良いことなのに、カップラーメンを作ってあげてしまうあたり、ミキ子さんは本当にやさしいですね。
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