私は妊娠6カ月を過ぎたころからボーっとすることが増えました。ある日、自宅でふらつき、タンスに頭をぶつけてしまいました。その後、病院で貧血を指摘され、実感できるほどに体調が改善していったときのことをご紹介します。
自宅で突然意識がなくなり転倒
妊娠すると血圧が上がると聞いたことがあったので、もともと血圧が低めの私にとってはちょうどいいな、なんて思っていました。ところが妊娠中期に入っても、とくに血圧には変化がありません。その一方で妊娠6カ月ごろ、ボーっとすることが増えていました。
そんなある日、自宅で突然意識がなくなり、そのまま転倒。転倒する際、タンスに頭をぶつけてしまいましたが、幸い家の中だったので、タンコブ程度で済みました。もし、外で倒れていたらと思うと、どうなっていただろうと不安になったことを覚えています。
血液検査で「貧血」との診断
妊娠中期の検査で、「貧血が気になる」ということを病院の先生から指摘されました。初期の血液検査でも貧血と診断されるギリギリのところだったようです。
貧血改善のために鉄剤を処方してもらい、貧血改善につながる食べ物や反対に相性の悪い食べ物をアドバイスしてもらいました。妊娠中の制限とは別に、貧血においてもカフェインの摂取はあまりよくない影響があるとのこと。コーヒー好きの私からすると残念でしたが、かわいいわが子に会うために、カフェインの入った飲み物を制限することにしました。
じょじょに体調が改善していった!
朝晩と毎日2回、鉄剤を服用しました。鉄剤を服用したからといって、すぐに効果が出るわけではないと言われていましたが、1週間ほど経ったころから、なんだか朝の目覚めがよくなったように感じました。
妊娠中だからだろうと思っていた、ボーっとしてしまう症状もだんだんと改善していき、貧血症状のひとつだったことに気が付きました。鉄剤のほかに、食事でも鉄分摂取を心がけました。
貧血症状の改善にあわせて、まわりから「以前より顔色がよくなった」と言われるようになりました。もともと低血圧や貧血気味の女性は多いと聞きますが、妊娠中はとくに注意しなければいけないですね。(TEXT:ママライター深田ようこ)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。