赤ちゃんは、ママからの免疫のおかげで生後6カ月くらいまでは風邪などの病気になりにくいといわれています。わが子の場合、初めての発熱は生後7カ月、「突発性発疹」を発症したときでした。今回は、そのときに小児科医から教わった対処法についてお伝えします。
生後7カ月の時に急な高熱。インフルエンザ?
娘が赤ちゃんのころ、免疫のおかげか風邪もひかずに元気に過ごしていました。ところが、生後7カ月のある日。ちょっと様子がおかしいなと思ったら、急に39℃の高熱が出たのです。びっくりしましたが、赤ちゃんは食欲もあり、わりと元気でした。
受診したところ、小児科医からは「インフルエンザは陰性だから風邪かな。様子を見てください。発疹が出たら突発性発疹かもしれないですね」との診断でした。また、水分補給を心がけるように指導がありました。
【関連記事】
熱が下がってから、おなかを中心に発疹が
娘は3日ほどで熱が下がりましたが、おなかに小さな発疹が出ていました。友人の赤ちゃんが「突発性発疹」にかかったときの話を聞いたことがあり、小児科医が前回の受診でも言っていましたが、再度受診するとやはり「突発性発疹」との診断でした。
小児科医からは、「かゆみが出にくい病気だから、薬は塗らなくて大丈夫」「数日で発疹は消えるから、自然治癒を待ちましょう。ただ、けいれんや下痢がひどかったら、すぐ受診するように」との指導を受けました。
発疹は3日後には薄くなっていった
発疹はおなかと背中の全体に、全身にはパラパラと出ていましたが、熱はまったく出ませんでした。娘も発疹が出ている数日はかゆみがなかったようで、食欲もあり、元気に遊んでいました。
そして小児科医が話していたように3日後には発疹が薄くなり、1週間後にはまったくわからない状態にまで回復していきました。
赤ちゃんの初めての発熱が、突発性発疹というケースも多いそうです。「自然治癒する病気で、かゆみが出にくいので薬を塗る必要はない」と小児科医に教わった通り、娘も元気な様子のまま回復していって安心しました。(TEXT:ママライター石原みどり)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。