私が住む地域の公立幼稚園では、未就園児に向けた子育て支援イベントが開催されています。娘が1歳のとき「ハロウィン運動会」に参加しました。仮装したかわいい子どもたちを見るだけで心癒されます。今回はハロウィン運動会に参加して、いろいろな人と関わる大切さを知ったエピソードをお伝えします。
未就園児向けの子育てイベントに参加
子どもの遊び場が減ってきた現代。児童館など子育て支援の場はありがたいですよね。わが家がよく出かけたのは、幼稚園の園庭解放です。車がくる心配もない、広々した場所で自由に動き回って遊ぶことができます。
お兄ちゃんが幼稚園へ通っていたこともあり、1歳の娘と一緒にクリスマスなどの季節イベントも参加しました。いちばん印象的だったのがハロウィン運動会です。
仮装をしてハロウィン運動会!
マントや帽子、つえなど個性豊かな仮装をして、ハロウィン運動会のスタートです。ハロウィン運動会では、先日すでに終えた幼稚園の運動会のプログラムをいくつかチョイスして、かけっこや踊りなどがおこなわれました。
子どもたちは仮装をした状態で動きにくそうでしたが、それもまたかわいらしかったです。1歳の娘は手をたたきながら、お兄ちゃんを応援していました。そして未就園児も玉入れに参加したり、かけっこにもチャレンジ!
かけっこで転んだ娘を見た子どもたちが……
娘が大の苦手のかけっこです。案の定、足がからまって転んでしまいました。泣いている娘に駆け寄ろうとしたのですが、近くにいたお兄ちゃんやお姉ちゃんがすぐさま娘に駆け寄り、娘の足についた砂をはらってくれました。
子どもたちが「だいじょうぶ?」と声をかけています。私は立ち止まって子どもたちだけの世界を見ていました。私はこのときママ以外の人たちと関わる大切さを痛感したのです。
家に帰ったあと、娘は、お兄ちゃんやお姉ちゃんにしてもらった一連の動作をマネていました。心配して駆け寄ってくれたことがうれしかったのでしょう。性別、年齢関係なくいろいろな人と関わることは、心の成長を促すと感じました。(TEXT:ママライター田中由惟)