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母乳育児のトラブル…乳腺炎と乳首の傷がつらかった!【ママの体験談】

今まで経験したことのない痛みで産院に行くと、乳腺炎とのことでした。医師に聞くと同じ体勢で飲ませ続けたため、母乳が詰まってしまった箇所があるとのことでした。そして2つアドバイスがあり、ひとつは、乳腺炎を改善・予防するマッサージです。もうひとつは、一時的にカバーを使用し、乳首を保護することでした。

乳腺炎などの母乳のトラブルイメージ

 

3歳の長男、1歳の長女、生後2カ月の次男を育てる、33歳の母です。長男、長女は完全母乳で育て、次男は母乳とミルクの混合で育てています。母乳に悩みを抱えている方に向けて、私が3人の授乳を経験して感じたことを含め、とくに長女のときに経験した母乳のトラブルについてお伝えします。

 

長男と長女の母乳育児

母乳で育てることのメリットについて、産院からくわしい説明を受けた私は、長男、長女ともに完全母乳で育てることを決意し、母乳育児に努めました。

 

長男のときは、産後1カ月程度は乳首の痛みとの戦いでしたが、じょじょに母乳も出るようになり、パッドを頻繁に変えなければならないほど、母乳の出がよくなりました。長女の妊娠を機に、長男は断乳をしました。長女が生まれ、完全母乳での育児を始めたのですが、長男のとき以上の困難が待ち受けていたのです。

 

乳腺炎、乳首の傷で痛みがエスカレート

長女が生後4カ月を迎えたころ、いつものように授乳しようと長女におっぱいを吸ってもらうと、右胸に内側から針を刺されたような痛みが走りました。今まで経験したことのない痛みだったため、産院に行くと「乳腺炎」と診断されました。

 

「おっぱいは毎日吸ってもらっているのに……」と不思議に思い、医師に聞くと、同じ体勢で飲ませ続けたため、母乳が詰まってしまった箇所があるとのことでした。さらに、乳首の付け根に傷がついてしまい、血がにじむようにもなりました。

 

母乳外来を受診、改善へ

乳腺炎と乳首の傷というダブルの痛みから、授乳に恐怖を感じるようになってしまった私は、母乳外来を受診しました。そこでは、2つのアドバイスをもらいました。

 

ひとつめのアドバイスは、乳腺炎を改善・予防するマッサージです。円を描くようにおっぱいの硬くなった箇所をもみ、授乳後に母乳を排出することで、乳腺炎の改善と予防につながりました。もうひとつのアドバイスは、一時的に乳首を守るカバー「乳頭保護器」を使用することでした。カバーをした状態での授乳は、子どもが飲めるようになるまでに時間がかかりましたが、傷を治す時間を得るためには効果的でした。

 

 

母乳育児にはさまざまなトラブルや悩みがつきものだと思います。私も、授乳するときに同じ体勢で飲ませることを避ける、乳腺炎を改善・予防するマッサージをする、乳頭保護器を一時的に使用するなどして、なんとか無事に、長男長女を完全母乳で育てることができました。母乳育児に悩んでいる方は、ひとりで抱え込まずに、なるべく早く専門家に相談することをおすすめします!(TEXT:ママライター簗田智花)

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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