息子の本当の気持ち
ある日、ママ友から近所のスポーツセンターでさまざまなスポーツを体験できるイベントがあると聞き、5歳の息子と参加することに。お友だちと楽しそうにスポーツをしている様子を見て、私はほっこりした気持ちになりました。
体験が終わったあと、ママ友から「近々、野球教室の体験会があるから一緒に行かない?」とのお誘いが。その場にいた別のママ友は即座に参加すると返事をしていましたが、息子に参加の意思を確認したかった私は返事を保留に。改めて息子に参加の意思を尋ねると「行きたくない」との返事が。理由を聞いてみると、「友だちと遊びながら運動するのは好きだけど、人前で運動しているのを見られるのは嫌だ」とのこと。そして「習い事をするなら、英語教室やプログラミングがいい」と訴えてきました。「楽しそうだし、息子はスポーツが好きなんだな」と思っていた私は、息子の言葉に驚愕……。今思えば、スポーツ体験中にたびたび表情がかたくなっていた気がします。
私がスポーツに苦手意識を持っていたために、息子にはスポーツ好きになってほしいという期待を押し付けていたかもしれないと反省しました。これからは、息子自身が好きな分野を伸ばしてあげたいと思った出来事です。
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作画/Pappayappa
著者:内野みお
6歳と3歳のやんちゃな兄弟に翻弄されながら、育児に奮闘するママ。子どもに隠れてこっそりスイーツを食べるのが至福の時間。