更年期の肌に足りないのは水分量?それとも…
若いときに美容雑誌などで学んだ肌のケア方法は、とにかく化粧水で水分を補給するというものでした。結果として改善していたので、これまでずっとそれを信じて実践してきました。でもここ最近は、いくら水分を補給しても肌の調子は良くなりません。髪も同様に、丁寧に洗髪をし、しっかりと栄養を与えたつもりでも以前のようなツヤは見られなくなってしまったのです。
何度しっかりとケアをしても、なかなか改善が見られなくなった私の肌と髪。そこで頭をよぎったのが「更年期」という3文字です。「更年期世代は水分を与えるだけじゃダメなのかもしれない」と考えるようになりました。
喪失した自信を取り戻したきっかけ
更年期が始まったのかもしれないと感じ始めてから、なんだか急に年を取ったような悲しい気持ちになっていました。生理が順調でなくなってから、ただでさえ女性としての自信がなくなり気味だというのに、その上肌や髪まで思い通りにならなくなるなんて。ついつい人の目が気になってしまい、このままずっと家に閉じこもって誰にも会わずに暮らしていけたら……などと考えたことさえありました。
でもそんなとき、母が病気で入院して手術を受けたことをきっかけに、肌や髪のことで落ち込んでいた自分を恥ずかしく感じました。母はあんなに頑張っているのだから、健康な自分はもっと前向きにならなくちゃ!と。また母の入院中、肌や髪のことで悩んでいると話したところ、「何か良い方法がわかったら教えて! 私も試してみたい」と言われたのです。これで私にスイッチが入り、母のためにも落ち込んでばかりはいられない!と思うようになりました。
オイルを使ってうれしい効果
ちょうどそのころ友人からアルガンオイルをもらい、その使い方を検索していたときにこんな一文を見つけました。「年齢肌には、与えた水分を貯えるための油分が足りなくなっている」。
どうやら更年期世代の肌は水分を貯めておく力を失いつつあるので、同時に油分も与えるほうが肌の弾力を保てるというのです。思わず「これだ!」と思いました。その日から、肌は化粧水→クリームを付けた後に、そして髪はタオルドライをした後にドライヤーで乾かす前に、そのオイルを使い始めました。
すると明らかに前の日とは違う感触が! これは良いかもしれないと数日続けてみたところ、肌にも髪にも、昔のようなハリとツヤが戻ってきたように感じました。必要な量は人それぞれ違うと思いますが、私が毎回使っている量はたったの「2滴」! 20mlほどの量を使い終わるのに半年以上かかり、1瓶使い終わった後で自分でも別のアルガンオイルを買い直しましたが、こんなにコスパが良いならずっと続けられるなあ~と思いました。
まとめ
その後は家族や友人から「肌がきれいになったね」「髪の毛にツヤが出てきたね」と言われるようになり、オイルは更年期世代の私の肌や髪にも効果があることを実感しました。母にもオイルの使い方を伝え、喜んでもらえました。母世代にも効くのであれば、これからの人生まだまだおしゃれを楽しむことができそうだとうれしい発見! 女性にとって肌や髪に自信が持てるということは、健康と同じように大切なことなんだなと実感した出来事でした。
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著者:望月かおり
気持ちが落ち込むことが増えてきたので、前向きになる方法を探しつつ、趣味を増やそうといろいろな習い事を始める。既婚、自宅でリモートワーク。猫と犬が大好きで、保護した猫2匹も家族として一緒に暮らしている。