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「子どものこと、もっと話したいのに」激務な夫とすれ違い。もどかしい気持ちでいたら…

夫は普段仕事がとても忙しく、あまり子どものことについて話す時間が取れません。私としてはとてももどかしい思いだったのですが、夫から思いがけない言葉が出てきて……?

「子どものこと、もっと話したいのに」激務な夫とすれ違い。もどかしい気持ちでいたら…

 

夫はどう思っているのだろう…?

夫は非常に仕事で忙しくしており、毎日朝は7時過ぎに出勤し、帰ってくるのは、私が寝ている夜の10時や11時ごろ。

 

そのため、平日は顔を合わせて会話するのが難しく、土日も平日の疲れが溜まっていることが多いのか、昼まで寝ていることが多いのです。なかなか夫と話す時間がなく、私はもどかしい思いでした。子育てや今後の夫婦や家族としてのあり方について、夫ともっと話したいと常々思っていたのです。

 

なんとか時間を見つけては、育児についてやお互いの未来について、自分の考えを話したり、質問したりということもありました。しかし、夫からの返事はそっけないものばかりで……。

 

そんななか、ある日夫から「来月平日に休みが取れそうだから、家族みんなで旅行に行くのはどう?」という提案が。私は旅行が大好きだったということもあり、夫の提案に大賛成でした。

 

夫からお金の教育の提案

早速どこに行こうか、旅行中に何をしようかとあれこれ話が始まりました。行き先などを相談している中、夫が突然「4歳の子どもにおこづかいを持たせてはどうか?」と言うのです。

 

「子どもは、まだお金の計算はできないけれども、1日の中で使える金額を決めて、その金額の中で、子どもが欲しいものがあれば買う、決まった金額よりも値段が高いものがあったら我慢するという訓練をさせてもよいのでは?」と夫は提案してくれました。

 

夫の意外な一面を見られた!

私は夫のこの旅行中に子どもにおこづかいをあげるという考えに大賛成。私も実はこうした子どもに旅行中におこづかいをあげる方法に以前から興味があったのです。

 

わが家では、日ごろおこづかいを子どもにあげていないので、旅行など期間限定でお金の使い方について学ぶ機会があったらよいなと思っていただけに、夫の提案はとてもうれしく思いました。

 

普段子育てについてあまり意見をしないものの、夫も子どもの教育に対して関心があり、また私と似た考えをもっていることを知ることができて、うれしかったです。

 

 

旅行中、夫と子どもは「ここにお金を使う」「ここはやめておこう」などよく話しており、旅行は無事に終えることができました。私としては夫と育児について話せないことにもどかしさを感じていましたが、夫は夫なりにしっかり考えてくれていたようです。夫のおかげで、子どもにとってもお金の勉強ができ、よい経験ができたと思っています。

 

著者/nanoka22
イラスト/おみき

 

 

 

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