“妊娠祝い”という言葉を聞いたことはありますか? その名の通り「妊娠おめでとう」という気持ちを込めて、妊婦さんに贈るプレゼントのこと。出産祝いとはまた違った意味合いを持つ妊娠祝いについて紹介します。
妊娠祝いと出産祝いとの違いって?
出産祝いといえば、赤ちゃんが生まれたお祝いとして贈るもの。ベビー服やおもちゃなど、赤ちゃんのための贈り物が一般的です。一方で、妊娠祝いというのは、赤ちゃんではなく妊婦さんのためのもの。「妊娠おめでとう」という喜びや「出産頑張ってね」という励ましの気持ちを伝えたくて贈るという人が多いようです。
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どんなものを贈るのがいい?
妊婦さんのための贈り物ですから、赤ちゃんではなく、妊婦さん自身が使えるものが主流です。なぜ赤ちゃんのものがダメかというと、日本では「出産祝いを出産前に贈るのは縁起が良くない(赤ちゃんが無事に生まれてこない可能性もあるから)」という考えがあるため。最近は、アメリカのように出産前に妊婦さんをお祝いする“ベビーシャワー”が日本でも広まっているので、マタニティライフの中で使えるさりげないアイテムが喜ばれるようです。
<妊娠祝いの一例>
・ノンカフェインのコーヒー、紅茶、ハーブティーなどの飲み物
・妊娠線のケアに使えるクリームやオイル
・ブランケット、靴下、レッグウォーマーなどの冷えを予防するアイテム
・エコー写真などを整理できるマタニティアルバム
妊娠祝いで注意したいこと
妊娠をお祝いしてもらってうれしくない妊婦さんはいないと思います。ただ、1つだけ注意したいのは妊娠祝いを贈る時期。みなさんもご存知のように、妊娠中は何が起きるかわかりません。とくに、妊娠初期は体調が不安定で、妊娠を打ち明けるタイミングを慮っている妊婦さんもいるほど。 妊娠祝いを贈るとしたら、妊娠が安定期に入って心身ともに落ち着いてからのほうが、心から喜んでもらえると思います。
大切な人の妊娠というのは、自分のことのようにうれしいもの。その気持ちが妊娠祝いを通じて、より相手に伝わればいいですね!