時間もお金も余裕がない産後に、出産祝いを渡すことになり…
第一子の出産後の話です。当時、私は30歳、夫は32歳でしたが、お互い再婚だったこともあり、「子どもはいらないかな」と話しており、定職にも就かず、夫婦で自由気ままに過ごしていました。しかし、程なくして私は妊娠! 無事に第一子を出産しました。
産後は本当にバタバタで、赤ちゃんのお世話で忙しいなか、お祝い返しを探さなければならず、思った以上にお金もかかり、身も心もあわただしく過ごしていました。
そんな矢先、夫の後輩が出産! 夫から「何かお祝いを渡したい」と言われました。でも、お祝いを探す時間もなく、素敵なお祝いを渡すには、今のわが家の家計の状況では厳しい……。そこで苦肉の策として、うちの第一子と後輩の子どもが同じ性別ということもあり、わが子のお祝いに頂いたタオルセットを後輩のお祝いに使い回すことになりました。
しばらくたったある日のこと、ある人から、わが家が後輩へのお祝いで贈ったタオルセットには、わが家の息子の名前が入っていたことを聞きました。私は驚くやら、恥ずかしいやら……。後輩の方にも本当に申し訳ないことをしたと思いました。
こんな失敗をしてしまったので、その後は手を抜かずにしっかりリサーチして準備するようになりました。頂いたお祝いはしっかり中身を確認することはもちろん、出産前からお返しにかかるお金や時間を頭に入れておくことが大切だと思います。
著者:楓ママ/30代女性・主婦。7歳、3歳、2歳、0歳を育てる母。ほぼワンオペ育児に日々追われています。ギャルだったのはいつのこと……?
イラスト:加藤みちか
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています