数日後、亮太さんは和馬君と同じ幼稚園に通う凛ちゃんのママ・保奈美さんと再会。
離婚したばかりの保奈美さんに、亮太さんが話したかったこととは……?
妻の行動が理解できない
自分が知る人物とはあまりにもかけ離れた家庭での麻耶さんの姿に、驚きを隠せない保奈美さん。
というのも、保奈美さんによれば、麻耶さんは家の外では和馬君のことをすごくかわいがっているとのこと。
子育てにもしっかりとした軸を持っているようで、和馬君を思うからこそ放任している部分もあるそう。
「もしかしたら亮太さんが気づいていない闇があるのかも……。」という保奈美さんの話に思い当たる節がある亮太さんですが、それでも麻耶さんの気持ちに寄り添うことはできないのでした。
子育ての大変さは、やってみないとわからないもの。
愛する子どもとはいえ、長い間一緒に過ごす中で自由に行動できる時間がなくなったり生活が思うように進まなくなったりすれば、少なからずストレスに感じてしまうでしょう。
麻耶さんは夫に当たることでそのストレスを発散しているのかもしれませんが、本来夫は、唯一子育ての大変さを共有できる同志のはず。
お互いに労いや感謝の気持ちを伝えながら、支え合って子育てしていけると良いですよね。