お気に入りの服のはずが
「どうして?」と思い、ほかの服も試してみて驚きました。ほかにも似合わない服が何着もあったのです。似合わないと感じる服は、特にスカートやワンピースに多く、スカート丈が原因のようでした。
膝が完全に隠れる丈より長いものは気にならず、少しでも膝が出ているととても違和感を覚えます。ニットなどのトップスは、デザインより色や柄に共通点があり、気に入って最近まで着ていた服もあったためびっくりしました。
これまで着なかった服なのに
さらに意外だったのは、これまで似合わないと思い着ていなかった服が似合ったことです。
息子が通う学校の参観日用に服を選ぼうとしたところ、案の定、これまでの服は着られません。そこで、これまで地味で落ち着き過ぎと感じていた、夫からもらったワンピースを着てみました。
鏡を見て驚きました。落ち着きはあってもきれいにまとまりよく似合っているのです。以前に「参観日のお母さんみたい」と感じたことを思い出し、似合うようになったはずだと納得。服装を見直す時期が来たのだと感じました。
似合わない原因は?
着られない洋服が増えてしまったため、少しずつ買い替えることにしました。そんなとき、年代別ファッションの注意点が書かれた記事を思い出しました。40代で気を付けることは「若作りせず清潔に」がポイントでした。個人差がありますが、私にとって膝丈のスカートや好きだったニットの色や柄は、若作りになっていたのです。
その後、服を選ぶ際にはしっかりと試着をしたため、今は安心して着られる洋服が増えています。
まとめ
30代までは、洋服が合わなくなるのは体形の変化だけでした。何がきっかけだったのかはわかりませんが、突然自分に対するファッション感覚が変わりました。それでも、30代のころに着ていたお気に入りの服で捨てられないものもあります。しかし、もう二度とその洋服が似合うことはないとわかっているので、そろそろ捨てるときだなと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
イラスト/もふたむ
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著者:玉沢雅水
長野県在住。大学卒業後、住宅メーカーで勤務した後、司法書士の業務に携わる。趣味は、小さな家庭菜園で野菜を育てることと、季節の食材で保存食を作ること。