しかし車にまつわるトラブルは尽きないよう……。車を運転する人、車に乗せてもらう人、それぞれにとって考えさせられる体験談を3つ紹介します。
ケース1:私をランチに誘った本当の理由とは?
ママ友からランチに誘われた私。ママ友希望のお店を予約し、当日は私の車に乗り合わせて行くことになりました。
しかし、途中でママ友をピックアップするはずが仕事の都合でまわり道できず、謝罪と共に現地集合を提案することに……。
するとママ友は「ランチは別の日にしよう」と言いました。 車で行けないなら行きたくないとのこと。つまりママ友は車がなく、公共交通機関でしか行けないそのお店に行くために、車持ちの私を誘ったのでした。
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車や運転免許を持っていなかったり、家族が車を使っていて自由に乗れなかったりすると、立地の悪い場所に行きにくいもの。しかし、他人の車をアテにされても困ってしまいますね。
車に人を乗せることは、実は簡単なことではありませんーー。
ケース2:車に乗せてほしいママ友とのバトル。結果は…?
出かけるときによく車を使っているわが家。そんな私を見て、免許を持っていないママ友は「乗せて〜!」と気軽に頼みます。
しかし車に積んでいるのはわが子のチャイルドシート1つのみ。小さな子どもをチャイルドシートなしで乗せるわけにはいきません。
それでもママ友は「すぐそこまでなら大丈夫」と言い張ります。「何かあっても責任がとれない」と毎回断っているのに納得してもらえません。
そのやりとりが面倒になった私は車に乗るのはやめ、できる限り電動アシスト自転車を使うようにしました。それでも「車に乗せて」という攻防はしばらく続いたのでした。
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子どもの命を守るために、チャイルドシートはなくてはならないもの。事故に遭わなかったとしても、警察に検挙された場合は運転手が罰則の対象になります。
運転手にとって「子どもを乗せる」ということは、とても緊張すること。それなのに、気軽に「乗せて」と言われるケースは少なくないようでーー。
ケース3:1回だけのつもりが…
月に1回、とある講習会に子どもやその友だちが参加していたときの話です。
日ごろから車を運転している私に対し、周りのママはペーパードライバーばかり……。そのため、私が車を出し送迎をしました。
しかし今回だけと思っていたのは私だけだったようで、いつしか私が車を出すことが当たり前に……。他のママさんたちは次第に顔さえ出さなくなり、送迎や引率を私に任せっきりになりました。
都合よく運転手にされてしまった感が晴れず、モヤモヤするばかり。毎回感謝を伝えてくれるママさんもいますが、何も言わず「わが子のついで」くらいに考えているママさんもいて、複雑な気持ちです。
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運転手にはたくさんの責任が伴うことを、運転する人はもちろん、しない人にもわかってほしいですね。
また、車には車体はもちろん、車検や保険、ガソリン代など、たくさんの維持費がかかります。好意で車に乗せてくれる人もいますが、感謝の気持ちは忘れたくないですね。