眠っている娘を起こす夫にモヤモヤ
夫は出社した日に帰宅すると、眠っている娘を見て、私にいつも「起こしてもいい? 抱っこしたい」と言うのです。そう言うと夜中に寝ている娘を起こし、抱っこして愛情を注ぐ夫。
私は、夫が娘に愛情を注ぎたい気持ちは理解しつつも、眠っている娘を大人の都合で起こすことに、いつもストレスを感じて過ごしていました。
さらに、娘が起きてしまったあと、育児用ミルクをあげて、再び寝かしつけるのは私の役目。それにも腹が立っていました。そんなことが続いていたときに、夫はまた「起こしてもいい?」と言ったのです。
起こすのはかわいそう?
ある日、我慢の限界を迎え、私は夫に「遅い時間に起こすの、子どもがかわいそうだと思わない?」と言い放ちました。すると、夫からは予想外の返事が。
「いつもよろこんでいるから別に良くない?」。
たしかに娘は起こされても泣くことはなく、抱っこされていつも笑顔でした。
私は考えました。娘はかわいそうなのか? よろこんでいるのならいいのかな……そう思えてきましたが、再び寝かしつけるのことに私は体力が限界でした。そこで私は夫に、「起こしたときは寝かしつけがきついから、あなたがミルクもあげて」と提案し、意外にも夫はすんなり快諾してくれたのでした。
きっと夫も、娘が泣いてしまったら起こすことはなかったのだと思います。自分もスキンシップをとりたいという気持ちがあり、娘もよろこんでいるから起こして抱っこしていたのだと思うと、夫の行動も理解ができました。
その後も、夫はお願いしたミルクをあげることと寝かしつけもしてくれました。理解できない相手の行動に悩んでストレスを溜めるより、早く思っていることを直接伝えればよかったと思いました。今では疑問に思ったことは、すぐに夫へ聞いて解消するようにし、意見が食い違うときなどもストレスが減りました。
著者:松田めぐみ/女性・主婦。2023年生まれの女の子を育てる母。将来、娘とお酒を飲める日がくるのを楽しみに育児に奮闘中。
イラスト:キヨ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています